韓国ドラマ『秘密の森』が面白い!
NETFLIXオリジナルの新作韓国ドラマ。
My #teacher #선생님 is watching #SecretForest (also known as #Stranger #비밀의숲. So that means I need to check it out. #teacherknowsbest #kdrama pic.twitter.com/E7YbdWwMWJ
— Kimmy (@KimLechelle) 2017年6月18日
何となく気になって1話を見てみたらすっかり引き込まれてしまった。
今は第4話まで公開されていて、全12話まであるみたい。
配信スケジュールがなんか不規則で12話目は7月16日配信予定となっているので、あと1ヶ月は楽しめそう。
※訂正 16話(7/30配信)まで予定されている(2017/7/18現在)。
NETFLIXのあらすじは、
頭は切れるが冷徹な検察官と、破天荒な女性刑事。正反対の2人が追うのは、ある殺人事件の真相。だがその裏には、組織内部に横行する深刻な不正が絡んでいて…。
とあって、まあよくある韓国刑事もので(検察だけど)、クライム・サスペンスって感じの内容なんだけど全然安っぽくないし、サスペンス部分もすごくしっかりしていて意外な展開の連続でドキドキさせられる。
そして何より主人公のキャラ設定がすごく良い。
主人公の検察官(チョ・スンウ)は発達障害?的な病気を持っていて子供の頃から問題ばかり起こすつらい過去を持つ。で、脳の手術をした影響で感情が消えてしまったという設定(ここまで始まって10分くらい?で一気に説明される)。
ただ、記憶力、観察力、判断力などが通常の人よりずば抜けて高いらしく、それを活かして事件を解決していく。で、この能力の見せ方がすごく面白いというかカッコイイというか楽しい。
相棒的な女刑事はなんとあの(皆さん大好きな)ペ・ドゥナ!
彼女は対象的に活発で男勝りな性格、検察官とのコンビとしてとても面白い。面白いけどこんな華奢でオシャレな刑事さんはいないよなぁw
ストーリーは検察・警察の上層部の不正と闘うっていうありがちな内容にも関わらず、主人公が悪い上司に無表情、無感情で冷静に対峙していく様がとにかく新しいというか面白い。
ちょうど昨日、TBSで刑事ドラマ「小さな巨人」の最終回やってて(内容は完全に半沢直樹w)長谷川博己や香川照之の顔芸がとにかくクドくて面白いっちゃ面白いけど、その後にこの「秘密の森」を見たら、その違いにとにかく愕然としたw
最近はもう新シーズンが配信されたばかりのハウス・オブ・カードですら(面白いんだけど)さすがにちょっと飽きてきてて、なんか面白いのないかなあと思ってた矢先に良さ気なドラマ見つけてすごく嬉しい。
NETFLIX契約している方はぜひぜひ。
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それにしてもまだ情報があんまりなくて、検索しても感想ブログとかあまり出てこない。
YouTubeに至っては「秘密の森」で検索したら石川ひとみが出てくる始末w
追記
忘れてた。NETFLIXといえばもうすぐ(6月29日)配信されるポン・ジュノ監督のオクジャも楽しみ!(※ドラマではないです)
観た映画:LOGAN/ローガン
ローガン。
なるほど、確かに変わったヒーロー映画というか人間ドラマに近い感じの映画で面白かった。
ポスターや予告編にもある親子の物語っぽい絵がなんかいい感じ。
マーベル映画やコミック、もちろんX-MENについてもさほど知識があるわけではないけど、X-MENシリーズは割りと観ているので、細かい部分を除けばまあ特に困ることはなかったかな。
アベンジャーズよりはX-MENのほうがなんとなく好きで、特にファースト・ジェネレーションとフューチャー&パストは面白かった。
でもウルヴァリンシリーズはひとつも観たことがなかったのでこれもスルーしようと思ってたんだけど(そんなにウルヴァリンに興味ないつーか…)。
この映画。フューチャー&パストのその後の時代設定らしく、屈強で老いを知らないと思われたウルヴァリンがなんか弱っていて、まるでアル中オヤジのような感じで落ちぶれている。さらにプロフェッサーXに至っては…。
このあたりで明らかに今までのようなX-MEN映画じゃないんだってのがわかる。
で、今回のストーリーの核となる女の子が登場するんだけど、この子がもうなかなかにスゴイ。顔の表情とか演技とか、かなりインパクトがある。
そして泣かせる。
マーベル映画なのかこれ?ってくらい良い意味で変な映画。
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もし予習するならこの2作がオススメ。ファースト・ジェネレーションから先に見るべし。
観た映画:エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
すでにDVDも発売されている映画だけど、地元でも公開していたので(すでに3週間以上前だけど)観に行った。
うーむ、正直ちょっと期待しすぎたかも。
リチャード・リンクレイター監督で、70年代の大学生のバカ騒ぎとくれば期待もめちゃくちゃ高まるわけだけど。
たぶん、一番乗れなかったのは主人公の顔かなw かなり苦手な顔なんだよなあ…。
なんでだろ?とよくよく考えてみると、自分のアニキ(当時70年代の頃のサーファーモテ系)になんとなく似てるんだよね。
色白映画オタクの自分とはまったく正反対のアニキで、今で言うリア充爆発しろ的な対象だった、というのが強く影響しているのかもw
あと野球部という体育会系が主人公という設定も乗れなかったなあ。
この映画で唯一不安だったのは、野球部のお話って部分だったんだけど、その不安が見事的中してしまった感じ。
とまあ、あくまで自分の中の劣等感が映画の楽しさを邪魔したっていう個人的な感想を述べた上で、映画自体はリンクレイター監督節全開で、ほんと多幸感に溢れた楽しい映画でした。
映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』公式サイト
↑リンク先の著名人コメントを読めば、この映画の素晴らしさは全部書かれてあります。興味ある方はぜひ読んでみてください。
中でもすごく秀逸だと思ったコメントが山田玲司さんのこれ。
確かに、この手の映画って『霧島部活やめるってよ』のようにサブカル系や、負け犬たちのための映画になりがちだけど、まさかこんなジャイアンたちがただひたすらバカをするって映画は無かったかも。
このコメントになんとなく救われました。
もう一回レンタルで借りて、ジョッグスたちを広い心で受け入れてみようかなw
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音楽はもちろん全曲最高です!当時のヒット曲ばかり!
中学〜高校生を描いた『バッド・チューニング』のほうが自分はずっと感情移入できた。高校生までは誰にでも共通した何かがあって、大学生ってもう人それぞれの何かになっちゃってるのかも。
あとこの映画、無名の頃のスゴイ俳優がたくさん出てる。アメリカン・グラフィティと肩を並べる名作として認知されるべきだと思う。