今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

日記的なここ最近の困ったできごと

困ったことその1
少し前からMacbookAirのバッテリーの減りがなんとなく早いなあと思ってたら、バッテリーアイコンの横に変なマークが出てたので確認してみると交換の時期とか表示されていた。
購入してから約3年と9ヶ月くらい。まあこんなものなのかな。家でも仕事場でもハードに使ってたし。
Amazonで調べたら社外品のバッテリーが6,000円強で買える。自分で交換する必要があるけどわりと簡単にできるっぽい。

ただし、評価を見るとハズレもあるようでちょっと購入に二の足を踏んでいる。
今はこまめに電源に繋いでおけばそれほど困ることはないんだけど、なんだか精神衛生上良くないね。バッテリーが持たないって。

そういえばiPhone6のほうはもう3年以上使ってるけどバッテリーはまだ大丈夫だな。ただしiOS11にアップデートしたら動作がもっさりしてきた。
あー、こっちも買い替えたいけど高いんだよねえiPhone

 

困ったことその2
バイクでコケてしまった。
朝起きたら雨降ってたのでバスにするか相当悩んだあげく、カッパ着てバイクで会社へ行くことにした。これがもう大間違い。雨脚がどんどん強くなってきてすごい土砂降りに。
で、あとほんの数百メートルで会社に着くってことろでコケてしまった。
スピードも出してないし、車体を寝かせてたわけでもないのに、少しハンドル切っただけでまるで氷の上に乗ったかのようにツルッと滑ってあっという間に倒れてた。
マンホールもなかったし、いまだに何で滑ったのかぜんぜん腑に落ちてない。これはもう評判の悪い中国製のタイヤの性能なのかも?と思うしか無い。

で、コケた結果、ハンドルとステップが曲がってしまい交換。工賃入れて2.5万円飛んでった(泣)。タイヤまで変えるとあと3万くらいは飛びそうなのでそこはガマン…。

まあ不幸中の幸いで、渋滞してた割には他のクルマにぶつかることもなく、また後ろから来たクルマに轢かれることもなくw、ちょっとした擦り傷程度のケガで済んだし。
バイクもハンドルとステップ以外はほとんどわからない程度の傷で済んだし(無理やりポジティブ思考で)。
あ、でも買ったばかりのカッパのひざに穴が開いたので、パッチ当てとかなきゃカッパの意味ないやw


困ったことその3
奥さんにだまって涙ぐましい努力でこっそり貯めていたへそくりが、バイクの件もあり色々出費が重なってショートしそうな雰囲気に…w
というのも毎年年末に地元のシネコンが年間フリーパスを販売してて(値段はちょっとお高いのだけど軽く元は取れるので)それのために取っておいた資金なのです。
もう年末の飲みのお誘いは一切お断わりする覚悟で死守するしかないw
もちろん奥さんには内緒で購入するつもりなのでバレた時のこと考えると少し憂鬱w

 

まだあと1ヶ月あるけどなんだか今年はいいことなかったかもなあ。
でも少しづつ好転している気配も感じるし、こうやってブログで吐き出しとけばあとはいい事あるかも(ノーテンキな性格)
きっと来年は良い年になるだろうと願って、あと1ヶ月なんとか乗り切ろう。

スター・ウォーズEp8もあと少しだし。

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 自分用に交換タイヤのリンク張っておこう。

 

観た映画:ブレードランナー2049

身内に不幸があって映画どころかブログすら書く気分にならない状態がずーっと続いていたけどそろそろ復活しようかと。


ブレードランナー2049。

もう機を逃しまくっている感がハンパないけど、ひっそり感想書いときますw
しかし、こんなに感想が書きにくくて考えるのさえ億劫になってしまう映画はそうそうない気がする。

観終わった直後もストレートに感想が出てこなくて、何週間も過ぎてるけどやっぱり焦点がぼやけたままなので、これはもう自分の脳みそでは処理できない映画なんだという結論に至りました(笑)

http://eiga.k-img.com/images/movie/85393/photo/4266f56fa9d707d4.jpg?1504836018


おっさんなので、前作のブレードランナーは当然リアルタイム世代ではあるけど、映画館で観た記憶すら怪しくて、映画には当然影響を受けたし、DVDも持っているけどマニアってことはまったくなく、ごくごく一般的な「好き」レベルという感じ。

どちらかというと映画自体にのめり込んだというよりは、シド・ミードのデザインや世界観の素晴らしさやカッコ良さに影響を受けたという感じだったかも。 

で、この機会に久しぶりに前作を見てみたけど、2049よりずっとわかりやすく楽しい映画だったw 

2049は登場人物全般的にそうなんだけど、特にK(ライアン・ゴズリング)が何考えているのかちょっとわかりにくくて感情移入できなかったのかも。前作のロイ・バッティのようなわかりやすいドラマティックな主張も無いし。

 ま、でも前作のように何度もスルメのように味わいつくす映画なんだろうね。気がついたらハマっていた的な。

難しいとこは置いといて、2049でおおっ!と思ったのは、アタリ(ゲームメーカーのね)の広告があったところ。あれはどう解釈すれば良いのだろうかw

gigazine.net

あと、Kの乗っているスピナー(?)のリアビューがカッコよかった。トヨタセリカ(リフトバック)っぽいというかマスタングっぽいというか。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61HXEwmVuZL._SL1300_.jpg

シネマシンズ ブレードランナー 2049 スピナー 6インチ ダイキャスト ビークル

 

と、そんなどうでもよいとこばっかり印象に残ってました。

あと、前作のブレードランナー見てて思い出したのは、小島秀夫監督のゲーム「スナッチャー」!

自分はその頃NECのPC88-VAというマニアックなパソコンを持ってて、スナッチャーの面白さにすごく感激した記憶があって。
あの頃はパソコンでアニメーションをグリグリ動かすには相当難しい時代だったので、ゲームは基本動きのない一枚絵のアドベンチャーゲームが多かったんだけど、小島監督は、細かい演出や見せ方で手に汗握るゲームに仕立て上げていたのが凄かった。

www.youtube.com

↑の動画はPCエンジン版だけど懐かしいー。
世界観はまるっとブレードランナーwですが、ゲームはほんと面白かった。
小島監督はこのあとまるっとニューヨーク1997メタルギアも大ヒットさせますねw。あの頃はおおらかな時代でした。

 

話が脱線しまくってますが、多くの人がブレードランナーについてはいくらでも話を広げられると思うし、それくらい影響力のある映画だったんだと思います。

そんな映画の続編を監督してくれて、一定の評価を得ているドゥニ・ビルヌーブ監督は偉い!という結論で無理やり締めw

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 まさかとは思うけど見てない人はこの機会に是非。

 

 

メッセージ (字幕版)

メッセージ (字幕版)

 

ビルヌーブ監督のメッセージは大傑作だと思います。

seymourgw.hatenablog.com

 

 

観た映画:ゲット・アウト

ブレードランナー2049』観るぞー!と息巻いて映画館に到着したのだけど、なぜか急にこっちが観たくなって気がついたらチケット買ってたwブレードランナー2049ももちろん翌日観に行きましたが)

確か『アトミック・ブロンド』を観に行った時に予告編を見て、「何コレ?何だかよくわからんけど面白そう!よくわからないけど新しい感じ!」がずっと頭に残ってたので。
↓でもこの予告編じゃなかった気がする。

www.youtube.com

結論から言うと、相当面白い映画だった。
大作や話題作もいいけど、これくらいサクッと見られてスッキリ面白かったーっていう映画も久々な気がする。

前半はサスペンス要素が強くて、後半はホラーという感じなんだけど、町山智浩さんがホラーコメディって書いてるように全体的にどことなく恐いけど笑っちゃう的なおかしさが漂っている。
自分の感覚だととてもコメディとは呼べないけど、でもやっぱりあとから思い出すとちょっとニヤニヤしちゃう感じw

こういう映画は、なんにも情報を入れずに観たほうが絶対良いと思うので、ネタバレは書かないけど、気になる人は以下読まないでください。

実際自分もなんにも知らない状態で観に行ったので、最初の方はまったく何が起こるのかわからず、不穏な感じがずっと続いてドキドキ感がすごかった。

特に、主人公の彼女の実家の使用人の黒人の意味不明な不気味さと言ったらもう。
特に黒人女性の表情や見せ方がスバラシイ。あの表情(演技と言うか演出と言うか)はホントすごかった。
予告編にもあるけど、全力で走る黒人男性には驚きつつも笑っちゃったけどw

で、後半あるポイントから、ああそういうことか、と、この後の展開が想像できてしまう。そして思った通りの展開になる。
そこからはもうホラー(&ブラックコメディ?)全開で、ラストまで一気に見せてくれる。細かい伏線やオチもあったりして楽しめるんだけど、意外性という意味では後半はあんまり感じなかったかな。
でも、あの絶望感をあんな感じで映像化しているのは心底恐ろしかった。

この映画は人種差別問題を含めているのかもしれないけど、日本人から見たらあんまりピンとこないだろうし、コメディっぽくもあるので深刻なことは一切考えることもなく、白人サイテーとかいう感情も特に湧かなかった。

でも、黒人のしゃべり方とか人懐っこさとか、仲間意識とか、そういうのが最高!って最後には思えるようになっていて、それは、すべて主人公のお友達のあいつのおかげ。もしかしたらあいつが影の主役かもしれないw この映画で唯一ホッとできる存在です(笑)