検察側の罪人
まったく観るつもりはなかったんですが、映画館で予告を見て「あれ?なんか面白そうだなー」と、直感的に感じたので公開初日、金曜日のレイトショーで観に行きました。
地元では金曜は映画が安くなるというのもあるけど、やはりキムタクと二宮和也の主演というのが効いているのか7〜8割方席が埋まってました。女性が多かったように思います。
変な映画なのでストーリー説明は省きます(うまく説明しずらいしw)。
とりあえず結論から書くと、最初の直感は当たってて、結構楽しめる映画でした。ただ、傑作!名作!とかそう言う温度感では無いです。
うまく言えないけど、映画的なワクワクや楽しさがあったなと思いました。
ただ、…映画を観終わってすぐの感想は、「いくらなんでも詰め込みすぎ!」でしたw
予告を見てるだけだと、キムタクが二宮和也に本当の正義とは何かを教えたり気づかせる映画だと思うじゃないですか?でも全然違う映画でした。
もちろん「正義について」がメインのテーマなのですが、太平洋戦争の話(インパール作戦)とか、政治問題とか、潜入取材とか、家庭不和とか、殺し屋1みたいな組織とか、とにかくいろんな要素がてんこ盛りで混乱するんです。
しかも早口セリフの説明で、ばんばんシーンが移り変わるため、ボーッと観てると何のお話だったのかついていけなくなります。
ですが、この映画。それでもボーッと観てても大丈夫な映画かもしれません。
というのも、自分的には、キムタクが演じるこの変なダークヒーローっぷりだけで十分に楽しめたからです。
監督が詰め込みすぎたメッセージや要素が、説明不足であまり共感できなかったり消化不良だったりするんですが、それも案外許せちゃうというか、いいスパイスくらいに感じられたというか(なんか怒られそう。ごめんなさいw)。それくらいキムタクのキャラが良かったです。
自分、普段はテレビもろくに見ないし、ジャニーズとかアイドル知識は最低ラインギリギリって感じだし、そもそもキムタクのドラマや映画もほとんど観たことがないです。
そんな自分でも、今作のキムタクは見てて楽しかったです。
なんだろ、このはじめての感覚w
予告にもある、二宮和也を指さして「検事でいる意味がない!(ビシッ!)」とした後に机をバシッ!と叩くとことか、単純に見てて楽しい!w
しかもこのシーン。予告だけ見てるとまったくわかんないのですが、俺の正義観を聞け!的なカッコつけた演技じゃないんです。キムタクの心情的には非常にヤバイ焦ったシーンなんです。だから余計に面白い。
あと、キムタクがうかつな行動をして、それを吉高由里子に疑われ詰め寄られるシーンがあるのですが、そこでの言い訳の仕方とか、悟られないように必死こいて平静を装いやりすごすときの表情とか、「何これ、たまらん」とか思ってしまいました。
なんだろこのはじめての感覚w
二宮和也も取り調べシーンでのキレた演技とかなかなか凄いのですが、もともと童顔なので(劇中でも指摘されてて笑ったけどw)ちょっとミスマッチ感があったし、後半はどんどん勢いはなくなるし、キムタクと対峙するにはまだまだって感じでした(ごめんなさいw)。
とはいえ、やっぱりキムタクの行動に対する動機は説明不足で弱かったと思います。
ただ、そこをじっくり作り込んで、余計な要素を削ってシンプルにしても、わかりやすくはなるかもしれませんが、もしかしたら魅力に欠けたフツーの映画になってたような気もします。
この強引に詰め込んだ濃い要素が、この映画の個性であり魅力なのかもしれません。
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ここからは余談。
原田眞人監督の最近の映画は一本も観てないですが、初期の作品二本『さらば映画の友よ インディアンサマー』(1979年)と『ウィンディー』(1984)だけは知ってます。
知ってるって言っても、もう全然内容も憶えてないし、もしかしたら観たのは『ウィンディー』だけだったかも。そんくらいの記憶です。
『さらば映画の友よ インディアンサマー』は映画を愛する川谷拓三が「さらば友よ」のアラン・ドロンとブロンソンを気取ったり、「雨に唄えば」のダンスを踊ったりする映画愛に溢れた作品で、たぶん甘酸っぱく切ない内容だったような。
『ウィンディ』はもう内容は綺麗さっぱり忘れてるんですが、プロのバイクレーサーに扮する渡辺裕之とその娘のお話。ハーフの子役クリスがやたら可愛かったという記憶だけ残ってますw
原田監督はその当時、よく読んでいたPOPEYE(雑誌)の映画コラムみたいなコーナーで記事をよく書いていて、内容はもう覚えてないけど、文章から伝わってくる映画愛とか熱量とか、アクの強さみたいなのだけは憶えています。
今回の映画を観てて、なぜかそんな当時の記憶が蘇ってきました。
たぶん、日本人としては非常に珍しい、日本人の枠にはハマりにくいとても個性的な(悪く言えばクセがあるわがままな)監督なんじゃないかなと思います。
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初期の二本。どちらも残念ながらDVDは出てないようなのですが、『ウィンディ』はYouTubeにまるっとありました。たぶん最後まで見るのはつらいと思いますが、かわいいクリスちゃんだけでも見てってくださいw
どちらかというとこっちのほうをもう一度観たかった。
タクシー運転手 約束は海を越えて
まるでインド映画のような凄くサービス精神に溢れた欲ばりな映画でした。
映画の面白い要素がこれでもかとふんだんに詰め込まれていて、それでいて最後まで飽きさせずに楽しませてくれます。たぶん観た人の多くが「得した!」と思うのではないでしょうか。
ただ、問題はこのポスターとタイトル名からは、まったくそれが想像できないってとこですw
タクシー運転手 約束は海を越えて : 作品情報 - 映画.com
原題は『A Taxi Driver』なのですが、それはデ・ニーロの映画だろう!と。さすがにそのままではスコセッシに怒られるw しかも『TAXI』も『ドライバー』もすでに使われている。
配給会社の人も色々考えたあげく、「シンプルに日本語の『タクシー運転手』でいいじゃん!」となったのでしょうが(勝手に決めつけてすみませんw)、でもやっぱりパッとしませんよね…(ごめんなさいw)。
感動的な内容を伝えるためにサブタイトル『約束は海を越えて』も入れてみたけど、悲しいかな、このソン・ガンホの写真の前では焼け石に水。どうやってもコメディ映画にしか見えないですw
ふらっと映画館に来て軽い気持ちで「なんかこのオッサン楽しそうだし、よくわかんないけど観てみるか」とチケットを購入したあなた。ラッキーでしたね。まさかこんな欲ばりなエンタテイメントが味わえるなんて。
過剰な誇大な表現に騙されてイラッとするのが映画ポスターや予告編の世界。そのまったく逆パターンなので、観た人はみんな「得した!」と思うわけですw
で、その映画の内容なのですが、最初はポスター通りのコメディで始まります。ポスターは嘘ではない。
冴えないけど人情派のタクシーの運転手(ソン・ガンホ)が、騙されたり怒られたり、娘に悲しい思いをさせたり。でも明るく楽しくたくましく生きてて、まるで昭和の寅さん映画のような雰囲気で始まります。
でも、ソウル市内の各地で起きている学生デモをうまく織り込んで、不穏な時代背景もちゃんと見せていきます。
自分も当時は韓国の政治事情なんてあまり知らなかったし(チョン・ドファンの名前くらいは知ってた程度)、まさか韓国が軍事独裁政権下にあって反体制運動真っ盛りなんて全然知らなかったわけですが、その時代の実際にあった事件を元にした映画です。
そういえば同じ時代を描いた韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』の劇中でも学生と機動隊の街中での激突が描かれてましたよね。だいぶお笑い寄りな見せ方でしたが。
サニーのWikipediaにはこんな説明がありました。わかりやすい。
1980年代の韓国
ナミが高校時代を過ごす1980年台後半の韓国は、全斗煥大統領時代の第五共和制であり、1988年のソウルオリンピック開催を控え、国内の経済成長を果たした一方で、民主化を求める学生運動やデモが絶えない時代でもあった。全斗煥大統領はそうした政治体制への批判をかわすために、映画や音楽などの娯楽に寛大な姿勢をとり、外国映画の流通やカラーテレビ放送などを解禁したと言われている(3S政策)。そういった当時の政治情勢や文化状況が映画内でも反映されている。
そんなソウルから遠く離れた光州市では、デモをしている民衆の鎮圧のため軍隊まで出動させ内戦状態になっていたにもかかわらず、政府側は周囲を完全に封鎖し、情報を遮断して隠蔽。それを東京にいたドイツ人記者が韓国から潜入して事実をフィルムに収め世界に発信した、という実際の事件を元に作られたのが本作というわけです。
現代のようなインターネット時代では考えられませんよね。完全に隠蔽しようと思えば力づくでもやれる状態というのは恐い。
最初はまるで寅さんのような出だしで始まりますが、このあたりから急にスパイ映画になります(ほんとw)。でもスパイじゃなくてジャーナリスト。演じるのはトムではなくトーマス・クレッチマン。渋カッコいい男臭い役で色んな映画に出てますが、この映画ではちょっと、いやだいぶオッサン入ってます。イケメン好きなクレッチマンのファンにはちょっと残念かも(ね、seicolinさんw)。
でまあ、ひょんなことからソン・ガンホとクレッチマンが一緒にタクシー乗って光州市に向かうわけですが、不穏な空気を徐々に醸し出しつつもまだコメディは続きます。
ソン・ガンホは面倒なことに巻き込まれたくないので、お金ももらってさっさとソウルに帰りたいんだけど、トラブル続きでなかなか帰れない。そうこうしてるうちに地元の人たちとの交流が始まり、徐々に人情映画になってきます。緊張した状況にあっても決して笑いや思いやりを忘れない市井の人たち(これが後々効いてきます)。
ここで出てくるのがユ・ヘジン。ちょっと前にも『コンフィデンシャル 共助』で韓国のダメ刑事役だったんだけど、すんごい昭和的な雰囲気というか一度見ると忘れられない顔ですよね(これが後々効いてきます。ほんとw)。
ちょっと間抜けでアホな学生や、ユ・ヘジンの奥さん役(焼肉ドラゴンに出てた)も良い味出してます。
で、その夜。ある衝突現場に行ったことから、映画はガラッと変わります。
ここからはサスペンス、アクション、カーチェイス、と息をもつかせないほどの緊張感と、そして悲劇が展開されます。もう最初の寅さんとはまったく別の映画になってます。このあたりは詳しく書きませんが、もう観てください。
知ってしまったらもう後戻りはできない!覚悟を決めてやるしかない!
そんな映画でした。
まあ事実を元にしたお話ですからね。最後は「約束は海を越えて」になるわけです。
それにしてもこんだけの要素を詰め込んでるので、上映時間は2時間超えの137分!さすがにちょっと長くない?とは思いましたが、インド映画と思えばしょうがないw
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余談
この映画の真の主役とも言える韓国のタクシー。これがまた色といい形といいかわいくて最高でした。おしゃれなグリーン。
映画『タクシー運転手』使用車はKIA社Brisa。状態の良いものを日本から輸入7ヶ月数百万円かけて改造した。エアコン無しの車はソン・ガンホ ユ・ヘジンらが実際に運転した
— むさ(musA) (@ymusa2) August 10, 2017
'택시운전사', 송강호·유해진의 택시 비하인드 공개 https://t.co/gy4mPQh0xA pic.twitter.com/TaHaajMhjc
ググってみたらどうやらマツダと提携してたKIAというメーカーの車みたいで、ファミリアをベースにしてるようです。
まだ小学1年生くらいの時のウチの車がまさにこの車によく似たファミリアだったんですよね。それもあってか凄く親近感がありました。
思うんですが、70年代のクルマのデザインそのままでテクノロジーは今のクルマにして売ってくれないかなーといつも思います。
このクルマこのままで売ってたら絶対ウケると思うけどなー。
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メディアは11月発売。
ユ・ヘジンの顔に魅了された方はぜひw 面白いですよ。
クレッチマンが大好きなseicolinさんブログ。勝手に貼ってすみません。
ちなみに自分、クレッチマンと同じ誕生日なんです。ただそれだけなんですがw
モヒカンのほうも一応。
ファントム・スレッド
この前、敬愛するふかづめさんの面白くてためになる映画ブログ『シネマ一刀両断』のコメント欄でジョン・ヒューズ監督の『大災難P.T.A』の話を出したのをきっかけに、Amazonで検索したらDVDが新品なのに送料込みで679円で売られていたのを見つけ、思わずポチってしまいました。
いやー懐かしい。ジョン・キャンディがちょっとイラっとする役なんだけど最後は何故かほっこり泣かせる映画なんですよね。
今でも普通に1000円以下で買えます。でもわざわざこれ買う人ってあんまりいないだろうなw
ちなみにタイトルのP.T.A.というのは、Planes(飛行機), Trains(電車) and Automobiles(車)という原題の頭文字を取ったものなんだけど、いわゆる学校のPTAとはまったく何の関係もありません。しかし、よくこんなタイトル付けたもんだw
で、もう気づいている方もいるかも知れませんがwこのどうでもいい前振りはファントム・スレッドの監督、ポール・トーマス・アンダーソンがいたるところでPTAなんて略されたりしてるから、というだけで思いついて書いただけです。ごめんなさい。
でもまあ確かに長いし書くの面倒ですよね、ポール・トーマス・アンダーソン。
なので私も以下、PTAって書くことにします。
大災難のことでも学校で活動するペアレンツの事でも無いのでご注意ください。
『ファントム・スレッド』
アカデミー賞にも色々ノミネートされてたし、話題になってましたね。
舞台は1950年代のイギリス。上流階級向けのドレスをせっせと作る著名なデザイナー、ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)が主人公。
さすがに衣装デザイン賞なんてのを受賞してるだけのことはあって、上流階級の優雅な衣装や美術セットの豪華さがハンパないです。俳優たちの身のこなし方、食事や会話の仕方も、毎日味噌汁と納豆を慌ててかき込んで出勤する我々日本の庶民には想像もできないような世界で思わずうっとりとする、、、何てことはもちろんなくw PTA監督らしい意地悪で異常な世界をこれでもかと見せてきます。いくら優雅で美しい世界でもここに住むのはいやだなあと思わずにはいられません。
「で、どんなストーリーなの?」って聞かれても正直なんて答えて良いのやら。ホント何を観せられたのかよくわかりませんw
簡単に説明すると、とても神経質で、自分勝手で、自信満々で、偏執的なまでにこだわりを持った男(でもマザコン)という主人公のダニエル・デイ=ルイスがレストランで気に入った女性をたらしこんでみたはいいけど、どんどん生活を乱され、最後はこてんぱんにやられちゃいました。でもそれもまた良し。めでたしめでたし、というお話でした。なんだそれw
「じゃあつまんないの?」と言われるとそんなことはなく、ずーっと続く変な緊張感に引き込まれるように最後まで見入っちゃいました。
でも、どこが良かったのかうまく説明できないんですよね…。いったい何なんでしょうw
正直、PTA監督の映画はよくわかんないけど不思議な面白さのある映画が多いという印象です。過去作はこんな感じ。
・Sydney (1996年) 監督・脚本
・ブギーナイツ Boogie Nights (1997年) 監督・脚本・製作
・マグノリア Magnolia (1999年) 監督・脚本
・パンチドランク・ラブ Punch-Drunk Love (2002年) 監督・脚本・製作
・ゼア・ウィル・ビー・ブラッド There Will Be Blood (2007年) 監督・脚本・製作
・ザ・マスター The Master (2012年) 監督・脚本・製作
・インヒアレント・ヴァイス Inherent Vice (2014年) 監督・脚本・製作
・ファントム・スレッド Phantom Thread (2017年) 監督・脚本・製作・撮影
『Sydney』と『インヒアレント・ヴァイス』の2本以外はとりあえず観ました。
『ブギーナイツ』、『パンチドランク・ラブ』は自分的にはわかりやすくて感動すらした凄い映画でしたが、『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』は正直良くわかんないとこも多く、何が言いたいのかよくわからなかった印象です。この『ファントム・スレッド』もどちらかというと後者のほうかな。
何かにとり憑かれた男という点では『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』ぽいなーと思ったのですが、『パンチドランク・ラブ』のような、普通の人からは理解されない変態的な愛の形を描いたラブ・ストーリーでもありました。
で、そこでいつものように町山智浩さんの解説が公式ページにリンクされているYouTubeにあったので聞いてみました。なんとPTA監督に直接インタビューした上で解説してます。
※動画や以下はネタバレしてますのでご注意を。
この解説を見ると、PTA監督に親近感湧きまくりです。
なるほどねー。恋人や夫婦によくある「どっちが主導権を取るか」、という誰でも経験した憶えのあることをテーマにしていて面白いなあと思いました。確かにそういう映画でした。
でも、なぜこのゴージャスな世界観で、どこにでもあるような男女の小さな主導権争いを組み合わせようと思ったのか。イギリスの上流階級の世界になぜ味噌汁納豆を持ち込むのかw
普通に観てると混乱するというか、なんだこれ?になっちゃうんだけど、それこそがPTA監督の魅力なのでしょうかね。
理解不能な人々の行動を描きつつも、なぜかすごく惹きつけられてしまうのは何故なんだろう?と少し考えてみたのですが、画面の力なんですかね?過去作を思い出してみても、独特の画面の雰囲気が印象に残ってます。
少なくてもこの『ファントム・スレッド』の画面の作り込みは凄かったです。安っぽさ一切なし。
でもなあ。やっぱり自分的にはPTA監督作はあたりはずれがある気がする。今作ははずれでもないけどあたりでもない中間くらいな感じかな。
果たして、主人公のウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)は 、このあと創作活動に戻れるのか?それともただの人に戻っちゃうのだろうか?それともそんなことはどーでも良いのだろうかw
着地が自分の思ったのと違ったのかなあ。
色々書いてて、なぜか『パンチドランク・ラブ』をもう一度観たくなっちゃいました。あれは共感できたんだけどなー。
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余談。
町山さんのビデオ解説を聞いててビックリしたことがいくつか。
PTAのパートナー(婚姻はしてないけど実質奥さん)であるマーヤ・ルドルフさんは、あの『ブライズメイズ』の人だと知ってビックリ!コメディの人と、こんな気難しそうな映画撮ってる監督の組み合わせがちょっと意外でした。
しかも、このマーヤさんのお母さんがあのミニー・リパートン!マジか〜w
はー、まだまだわからないことがいっぱいあって面白いですね。
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超下品だけど最高に楽しい映画。オススメです。
言われてみれば面影があるかも。このCD持ってました。
永遠の詩/THE BEST OF MINNIE RIPERTON
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PTA監督の過去作だとこの2本が個人的にオススメ。特にブギーナイツは最高でした。