見た映画:レヴェナント: 蘇えりし者
2016/5/12(木)鑑賞
まさに体験する映画。最後まで圧倒されっぱなし。
体験する映画といえば、ちょっと前に見た「ザ・ウォーク」も凄かったけど、レヴェナントも相当なもんだった。まるで自分がその場にいるような感覚。
必ず映画館で(できれば前の方の席で視界をスクリーンで覆い尽くして)見たほうがいいと思う。
※全然関係ないけど自分はできるだけ映画館では中央前寄りで見る派。昔バック・トゥ・ザ・フューチャー3を一番後ろの席(まるでリビングのTVのような大きさ)で見たことがあって、それ以来できるだけ前のほうで見るようにしている。淀川長治さんも前の方で見る派だったと聞いたことがあるし。
まず冒頭の戦闘シーンが大迫力!
撮影監督がゼロ・グラビティやバードマンの撮影監督で、あの広角ぎみのグルグル回りながら撮るカメラが臨場感たっぷり。この場所にいたらもう死を覚悟するしか無いって感覚。
そして、クマに襲われるシーン。
クマ容赦なしw 銃に撃たれても簡単には死なない。いたぶられまくるディカプリオ。
ここでももう死を覚悟するしかないって気持ちに…。
※全然関係ないけど、昔ジョーズのヒットに乗じたグリズリーって映画がありました。今見るときっと失笑しちゃうかも。
お話は、自分を見捨て息子を殺したヤツを執念で追いかける、という内容なのだけど、映画じゃなくてもきっとこの時代の西洋人は恐ろしくタフだったんだろうなあと想像しながらラストまで口をあんぐりしながら楽しめました。
映像がとにかく綺麗で幻想的で、繰り返すけど絶対映画館の大スクリーンで見るべき映画です。
町山智浩 映画「レヴェナント 蘇えりし者」をご紹介 たまむすび