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今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

TV:浦沢直樹の漫勉

今、心の底から一番面白いと思っている番組が「浦沢直樹の漫勉」です。

www.nhk.or.jp

簡単に言うと、漫画家の浦沢直樹さんが他の漫画家さんの仕事現場を撮影したものを見ながら解説するという番組。

これがまためっぽう面白いんです。
よく考えたら画家や漫画家って、作品自体は何度も紹介されるけど、その制作過程をじっくり見せることはほとんど無いわけで、絵を描いている人や目指している人にはかなり貴重な番組じゃないでしょうか。

絵を描いたことがある人なら間違いなく「うん、うん、そうだよな」「あーこの感覚わかる」の連続だと思います。

すでにシーズン3まで放映されていて1〜3は全部見たんだけど、最初のパイロット版として放映された「かわぐちかいじ」「山下和美」は見逃していて、それが完全版シーズン0として1/5に放映されてたので録画。いやー、かわぐちかいじさんの制作現場が見れて感激でした(ハード&ルーズは学生の頃ほんと好きだった)

これまで紹介された漫画家さんの中には、かなり読み込んだ人もいればあまり馴染みのない人もいるんですが、それでもすべての人の作業現場や漫画に対する姿勢、考え方などに感嘆したり共感したり、ぜーんぶ面白いです。録画しているので何度も見返したり。

その中でも一番衝撃的だったのは、さいとうたかお大先生の描き方ですね。
まさかあのゴルゴの眉がサインペンであんな一発描きな感じだったとは!
いやーほんとにびっくりしたし、上手すぎてため息しか出てきませんでした。

 動画もあります↓

www.nhk.or.jp

ここで紹介されているすべての漫画家さんに共通して言えることは、売れっ子なのに皆さんほんと謙虚で、しかも飽くなき向上心があり、何より漫画を描くことに喜びを感じていることがビンビンに伝わってくること。

すべての会話の内容が素晴らしいのですが、かわぐちかいじさんのこの会話がすべてを表していると思いました。


かわぐち自分ではかっこつけじゃないんだって思っていても、本当はえらいかっこつけてることもある。だから漫画を描きたい若い人に、絵を描くことが好きなのか、絵を描いている自分が好きなのか、どっちかを見極めたほうがいいよってよく言うんだよ。浦沢うん。かわぐち一日中、絵を描いていればわかる。自分を追い詰めて一日中、絵を描き続けられたら、多分それは絵を描くことが好きな人。絵を描いている自分が好きな人は、それはできない。やっぱり絵を描くことが好きじゃないと、漫画の長時間労働には耐えられない。

はぁ…ぐうの音もでない言葉ですねw
こういうずーっと漫画が好きでずーっと描き続けてきた人たちの言葉は重みが全然違いますね。
うらやましくもあり、自分は何やって来たんだろうっていうブルーな気持ちもあり、複雑ですw

でも、さいとうたかお大先生が80歳でまだ現役で描いている姿を見て、まだまだ自分もがんばれるかも!?って勇気づけられたり。

自分も好きなことをできる範囲でコツコツ楽しんで続けたいなと、新年早々思いました(思っただけでぐーたら過ごしてますけどねw)

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 原作は狩撫麻礼だけど、この世界観にぴったりの作画に泣かされた。映画でもこういう孤独の探偵もの好きなんですよね↓

ハード&ルーズ 1巻

ハード&ルーズ 1巻

 

 
言わすとしれたメジャー作品はこっち↓

沈黙の艦隊(1) (モーニングコミックス)

沈黙の艦隊(1) (モーニングコミックス)

 


 制作現場を見た後で漫画を読むとまた違った見方になりますよね↓

ゴルゴ13(1)

ゴルゴ13(1)

 

 
シーズン1トップバッターの東村アキコさんの作品。美大生(出身)なら絶対楽しめること間違い無し↓