観た映画:ナイスガイズ!
『ラ・ラ・ランド』『ネオン・デーモン』と来て、ホントたまたまなんだけど、3連続でロサンゼルス舞台の映画!
トリを飾るのは、70年代をまるっと再現したナイスガイズ!地元でもやっと上映してくれました!最高にうれしーっ。
この70年代風予告編が最高過ぎる!
タイトルロゴも70年代風。たしかファール・プレイも最初はこのロゴだったと思う。
70年代を再現した映画が懐かしくて泣ける!って駄話を書いてるので暇な人はぜひこっちもどうぞ。
この映画はクルマといいファッションといい、雰囲気といい、これまで見た映画の中で70年代の再現度が異常に高い、オッサン世代にはホントたまらない映画でした。
部屋のインテリアとかも最高で、そのまんま再現した部屋に住みたい!って思ったくらい。昔憧れていたアメリカそのものな感じ。
さらに設定がまた自分の大好物な探偵でバディもの。さらにどちらもダメ男。
ライアン・ゴズリングは二枚目俳優は完全に封印w こんなにアホな役ができるのかとビックリ。ラ・ラ・ランドの100倍くらいこっちのキャラのほうが好きだなーw。
ラッセル・クロウはそんなに好きな俳優ってわけじゃないけど、ライアン・ゴズリングとのコンビとしてはパーフェクトかも。
ラッセル・クロウって前からずっとなぎら健壱に似ているなと思ってたんだけど、おっさん具合が増してさらに似ていて気になってしょうがなかったw
そして、だらしない父親に賢くて生意気な娘という泣かせる設定。
この娘役のアンガーリー・ライスちゃんがもうめちゃめちゃキュートでかわいい。
自分の大好きな『がんばれ!ベアーズ』のウォルター・マッソーとテイタム・オニールの親娘コンビを連想して泣けた。
お話はエピソードが複雑に絡んでいて、伏線もちゃんと張ってあって最後はちゃんと色々繋がっててよく出来ているんだけど、ストーリーとしてはそんなに盛り上がらなかったかも。
結構ブラックジョークやナンセンスギャグも満載で、ノリが合わないとちょっとつらい人もいるかもしれない。
正直、映画全体としてはすごく良かったとまでは感じなかったんだけど、やっぱりこのキャラと設定が最高過ぎて、観終わった後に、またこの人たちに会いたくなる!という感じ。この映画がシリーズ化されたらもう手放しで嬉しいかもしれない。
エンドロールで流れるアル・グリーンがまたじんわり心に染みます。
あー、はやくビデオ発売されないかなあ…なぜか何度も繰り返し観たくなるじわじわ心のなかに侵食するタイプの映画でした。