観た映画:ブレードランナー2049
身内に不幸があって映画どころかブログすら書く気分にならない状態がずーっと続いていたけどそろそろ復活しようかと。
ブレードランナー2049。
もう機を逃しまくっている感がハンパないけど、ひっそり感想書いときますw
しかし、こんなに感想が書きにくくて考えるのさえ億劫になってしまう映画はそうそうない気がする。
観終わった直後もストレートに感想が出てこなくて、何週間も過ぎてるけどやっぱり焦点がぼやけたままなので、これはもう自分の脳みそでは処理できない映画なんだという結論に至りました(笑)
おっさんなので、前作のブレードランナーは当然リアルタイム世代ではあるけど、映画館で観た記憶すら怪しくて、映画には当然影響を受けたし、DVDも持っているけどマニアってことはまったくなく、ごくごく一般的な「好き」レベルという感じ。
どちらかというと映画自体にのめり込んだというよりは、シド・ミードのデザインや世界観の素晴らしさやカッコ良さに影響を受けたという感じだったかも。
で、この機会に久しぶりに前作を見てみたけど、2049よりずっとわかりやすく楽しい映画だったw
2049は登場人物全般的にそうなんだけど、特にK(ライアン・ゴズリング)が何考えているのかちょっとわかりにくくて感情移入できなかったのかも。前作のロイ・バッティのようなわかりやすいドラマティックな主張も無いし。
ま、でも前作のように何度もスルメのように味わいつくす映画なんだろうね。気がついたらハマっていた的な。
難しいとこは置いといて、2049でおおっ!と思ったのは、アタリ(ゲームメーカーのね)の広告があったところ。あれはどう解釈すれば良いのだろうかw
あと、Kの乗っているスピナー(?)のリアビューがカッコよかった。トヨタのセリカ(リフトバック)っぽいというかマスタングっぽいというか。
シネマシンズ ブレードランナー 2049 スピナー 6インチ ダイキャスト ビークル
と、そんなどうでもよいとこばっかり印象に残ってました。
あと、前作のブレードランナー見てて思い出したのは、小島秀夫監督のゲーム「スナッチャー」!
自分はその頃NECのPC88-VAというマニアックなパソコンを持ってて、スナッチャーの面白さにすごく感激した記憶があって。
あの頃はパソコンでアニメーションをグリグリ動かすには相当難しい時代だったので、ゲームは基本動きのない一枚絵のアドベンチャーゲームが多かったんだけど、小島監督は、細かい演出や見せ方で手に汗握るゲームに仕立て上げていたのが凄かった。
↑の動画はPCエンジン版だけど懐かしいー。
世界観はまるっとブレードランナーwですが、ゲームはほんと面白かった。
小島監督はこのあとまるっとニューヨーク1997のメタルギアも大ヒットさせますねw。あの頃はおおらかな時代でした。
話が脱線しまくってますが、多くの人がブレードランナーについてはいくらでも話を広げられると思うし、それくらい影響力のある映画だったんだと思います。
そんな映画の続編を監督してくれて、一定の評価を得ているドゥニ・ビルヌーブ監督は偉い!という結論で無理やり締めw
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まさかとは思うけど見てない人はこの機会に是非。
ビルヌーブ監督のメッセージは大傑作だと思います。