じんわり泣ける家族のドラマ「THIS IS US 36歳、これから」
去年の暮れに、はてなブログで読者になっているアメリカ在住のRIOさんのエントリーで見つけた「THIS IS US」というアメリカのドラマ。
ちょっと気になって調べてみたら、日本ではNHKで放映中。しかも2018年の年始にこれまでのエピソードをまとめて再放送してたので全部まとめて録画して、年明けからせっせと見始めていたのですが、いやーこれはハマっちゃいました。
ある5人家族の物語。
両親が結婚する前の時代、結婚して妊娠する頃、生まれてきた3人兄弟が小学生の頃、そして子どもたちが36歳のおとなになった現在、この時間軸を常に行ったり来たりしながら物語は進んでいく。
1話目から何の前触れもなく時代がいきなりジャンプするので、ボーっと見てると少し混乱するかも。自分は混乱したw(1話目だけね)
その3人兄弟が生まれる時、ある大きな出来事が起こり、この両親はそれを引き受けることで、いわゆる普通の家族ではなくなってしまう。
しかし、どこまでも愛情深く包容力のある父親のジャックが、悩みを抱えて不安定な奥さんのみならず、色んな問題を抱えながら成長していく子どもたちを全力で支えていく、というのがこのドラマの根底の部分。
そして36歳の大人になった子どもたちは全員それぞれの悩みを抱えながら生きている。
自分のパートナーや周りの人とぶつかり合ったりしながらも、父から受け取った愛情を心の支えとして励ましあい、分かち合い、生きていく。
それをじっくり見せていくものだから、だんだん感情移入させられて、思わぬところで泣かされてしまう。
なんかね、わざとらしいドラマチックな見せ方ではなく、じんわり心のどこかが反応するような感じ。
この最高の父親であるジャックを見て、同じ父親である自分としては毎回恥ずかしい気持ちになってしまうのが唯一困ったところでもある(笑)
NHKが放映するにしては、ちょっとセクシュアルな表現とかあるので、家族で見る場合はちょっと注意が必要だけど、とってもオススメのドラマです。
あ、ちなみにNHKの放送は日本語吹替です。
長男のケヴィンの声を人気俳優の高橋一生さんがあてているんですが、ちょっと棒読み感が気になりつつも(ゴメン)、低トーンボイスが癖になりつつあるw
全16話ですでに14話まで放映済み。あぁ…あと2回で終わりかぁ。きっと最後にジャックのアレをメインに持ってくるんだろうなあ。たぶん号泣しちゃうかも…。こっそり一人で見ようかなw
ウォーキング・デッドやブレイキング・バッドのような刺激のあるドラマをつい求めがちだけど、こういうじんわり泣けるドラマもいいもんですねえ。
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