今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

MONOQLOって雑誌を知ってます?

映画を観に行ってない(行けてない)ので、しばらくはそれ以外の話題で。

MONOQLOって雑誌、知ってます?ユニクロの広報誌?モノ・マガジンの別冊?と勘違いしそうな雑誌名ですが違いますw

結構前から出てた(2009年創刊)らしいけど、自分はとんと雑誌を読まなくなったのでつい最近ネットでこの雑誌が取り上げられているのをたまたま見て知りました。

そんときのネット記事の内容に「へぇ〜」と思った記憶があって、でもわざわざ買いに走るほどでもなかったんだけど、このまえ病院の待合室にたまたま置いてあったのでパラパラとめくって見たら、これがなかなか攻めてる雑誌でちょっと驚いたというか、面白いなあと思ったのでご紹介(いまさら?w)

MONOQLO 2018年1月号 [モノクロ] | 晋遊舎ONLINE

「テストするモノ批評誌」というキャッチフレーズからもわかるように、話題の競合商品をテストして編集者のオススメ商品を紹介する、という雑誌。
今だと「ルンバ系のロボット掃除機を買うならどれ?徹底的に使った結果コレだ!」みたいな記事が満載なわけです。

「暮らしの手帖」(NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」でやってましたね)がやってた広告(スポンサー)に頼らずに企業側に配慮は無しでビシバシ商品の批評をホンネで載せます、というコンセプトを復活させたという感じでしょうか。

この雑誌に限らず、他の雑誌やネットの記事なんかでも商品比較はやってるけど、結局何を選べばイイのかよくわかんない内容が多いですよね。
中にはよく見るとタイアップ記事だったり、提灯記事だったりして怒りすら覚えたりw

 で、このMONOQLOのいいなあ(面白いなあ)と思ったところはいくつかあるんだけど、まずベストバイだけでなくワーストバイのランクも載せているところ

ベストバイって言葉はよく聞くけどワーストバイってあんまり聞かないよねw だから余計に面白いと思ったし、そこまでやるのかーって思った。

あと、ネットの評判だけに頼るなっていうところ。

ほら、ネットって情報は多いけど多すぎてよくわかんなかったりするし、やたら評判が良いけどホント?って思うこともあるじゃないですか。

そんな消費者の気持ちを察してなのか、試してみたらこんな落とし穴があった、とか書いてあって、なるほどーと感心してしまった。

あんまり時間がなかったのでじっくり読むことはできなかったけど、商品も多岐にわたって紹介してるし、結構徹底的に調査している感じは伝わってきたのでわりと自分的には好感持てた。

ただ、ひとつ問題があって、この雑誌読んでいると、いらないものまで欲しくなってしまうところかなw

せっかく歳を取る毎に物欲も減ってきているなあと感じていたのに、何か煩悩wを激しく呼び戻されたようなそんな危険な臭いがするというか。

愛読されている方にはいまさらなんでしょうけど、ネットで評判収集するのめんどくさいとか、判断力落ちてるわー、というオッサン世代にはおすすめかもです。

 Kindle Unlimitedに入っていればタダで読めるようです。

MONOQLO (モノクロ) 2018年 01月号 [雑誌]

MONOQLO (モノクロ) 2018年 01月号 [雑誌]