今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

観た映画:パディントン2

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正直に言うと、前作から眼中になく、ただのお子ちゃま映画くらいにしか思って無くて、まったくのノーマークでした。
だがしかし、はてなで読者になってるツワモノ映画ブロガーの方々が喜々として感想を書かれておられるのを見て、あれ?もしかしてこの変な顔のクマ映画面白いの?ってなノリで観に行きました。結果…

何このクマくん映画!最高に面白かったよ!←今頃気づくアホ。

激しく反省しております。ホントごめんなさい!

いやー、変な先入観持つのはダメですねー。歳は取りたくないもんだ。

 

とにかく、映画の楽しさが全部入ってる感じ。笑い、サスペンス、アクション、ファンタジー、仲間、家族愛、そして感動へ…w

いや、でも最後はちょっとウルッときましたよ。ホントにホントに。

 

パディントンは写真で見るとあんまり可愛くない。

http://paddington-movie.jp/images/story/pic_01.jpg

http://paddington-movie.jp/

どう見ても日本人が好きなカワイーって見た目じゃない。リラックマやLINEのクマみたいなヤツには見えない。クマのプーさんほど知名度もない(俺が無知なだけだったらごめんなさいw)。むしろテッドのほうがずっとカワイイ(見た目だけねw)

だからこれまでチラシやポスター見てもあんまり惹かれなかった。

確かにモフモフ感はあんまり無いし、映画が始まってすぐ、パディントンの歯磨きシーンがあるんだけど、これがまた結構キモいというかなんというかw 耳の中にコイン入ってるのとかも何だか嫌だなーと思ったりw

でも、映画が進むにつれ、パディントンの純粋無垢で一生懸命な姿にどんどんやられてって、もうね、観終わった頃にはパディントンにメロメロになってましたw

 

あと、この映画はとにかくセンスが良い!さすがのイギリス映画(製作国はイギリスとフランスになってるけど)
全体的に落ち着いた上品な色合いだし、ファッション、セット、街の景色、小物に至るまでまあとにかく上品でセンスがいい感じ。
囚人服がフラミンゴカラーになっちゃうとことかのアイディアも素晴らしいし、色もキレイだし、何よりオシャレな刑務所に大変身w

やっぱアメリカ映画ばっか観てるとちょっとガサツになっちゃうよね(超偏見w)。たまにはこういうヨーロッパの上品な映画も観ないとね。

なんだかアードマンのウォレスとグルミットを観た時と同じようなセンスの良さというか上品さと共通してるなと思った。明らかにピクサーやイルミネーションとは違うセンスというか。

 

それにしても、CGと実写の組み合わせに、なんの疑問も違和感も持たずに映画が観られてる事は、よく考えるととてつもなくスゴイことだと思う。

パディントンのCG技術ももちろんスゴイけど、やっぱり味のある役者さんの演技もあって、この楽しさが実現しているんだろうし、フルCGならここまでヒットしてないよね、たぶん。

 

そして何気にネット見てたら、監督のポール・キングさんは、その手腕を買われて、チャーリーとチョコレート工場のリメイク監督に抜擢されたとか。これ、すごく面白そう。

theriver.jp

 

あー、もう3もぜひ作って欲しい!
すっかりパディントンのファンになっちゃいましたよ。

 

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※ツワモノ映画ブロガーさんのエントリーもぜひどうぞ。

seicolin.hatenablog.com

globalhead.hatenadiary.com

 

とりあえず時間を作って前作も見ます。

パディントン(吹替版)
 
パディントン(字幕版)
 

 

 原作はこれかな。

クマのパディントン

クマのパディントン

 

 

ぬいぐるみ、オレも欲しい〜。

パディントン ベア プラッシュ レッド M

パディントン ベア プラッシュ レッド M