今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

トム!ファイトー!いっぱーつ!

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http://missionimpossible.jp/

 おなじみスパイ大作戦のシリーズ6作目。

ファンも多いし、宣伝も凄いし、知名度も高いし、いたる所で映画の魅力や見どころを紹介しているのに、あえて同じようなことも書く虚しさを味わいたくないのでw、映画の解説的なことは一切省きます。ていうかいらないよねw

スゲー楽しいから映画観て!

で十分かなw

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こっからは、どーでもいいようなことだけ書きます。ほんと、どーでもいい内容なので怒らないでくださいw

監督について

前作に続きクリストファー・マッカリーが監督を勤めるというニュースの時点で自分的にはちょっと残念な気持ちに。

いや、前作の『ローグ・ネイション』はシリーズ中の上位に来るほど面白かったし、その前の『アウトロー』(ジャック・リーチャー)もスゲー大好きな作品なんですが、ことM:Iシリーズについては、色んな(意外な?)監督が毎回違う形で楽しませてくれるというのが好きで、そういうコンセプトのシリーズだと思ってたので、マッカリー監督なら安心だなあと思う半面、今度はどの監督になるんだろうという楽しみが消えちゃったのが正直残念でした。

何しろ第1作目はあのブライアン・デ・パルマ監督ですよ?(もう20年も前の映画なんですね…恐ろしい)当時は、「え?デ・パルマスパイ大作戦?主演トム・クルーズってマジ?」って、ほんとビックリした記憶があります。もちろん期待値MAXで、映画も実際面白かったし、今思うとデ・パルマらしい雰囲気のある映画でした。

もちろん映画は知っての通り大ヒットしたので続編も…ということで起用されたのがジョン・ウー!おおっ!そう来たかと思いましたね。もちろん映画もジョン・ウー節炸裂!でも、正直シリーズ中一番つまんないかな〜とは思いますw でもジョン・ウースパイ大作戦ってだけで楽しいじゃないですか。

そして3作目は、まだあまり有名じゃなかった?J・J・エイブラムス。確かドラマのLOSTで名前が売れ出していた頃だったような。今となっては有名映画シリーズ総ナメな、欲張りここに極まれりという監督なのですがw、初期の頃にすぐに起用したトム・クルーズは先見の明があったんでしょうね。

その次は、まさかのアニメーション畑からブラッド・バード監督の起用!これも意外でビックリしました。だって『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』の監督ですよ?その人が次に撮るのが実写のミッション・インポッシブル!当然期待は高まりましたし、さすが腕前は本物でした。

そして、最後は『アウトロー』でトム・クルーズの信頼を勝ち得たのか、クリストファー・マッカリー監督が勤め、またまた期待通りの出来栄えでトムもよっぽど意気投合したのか連続監督と相成りました。

でもねぇ。個人的にはやっぱ監督選びは冒険して欲しかったんですよね。ワクワクしません?どの監督にするか考えるの。

例えばエドガー・ライトとか。ハン・ソロを降ろされたフィル・ロード&クリス・ミラーや、ディズニークビになったジェームズ・ガンとか? いや、もっと思い切ってアジア勢のチャウ・シンチーポン・ジュノはどうでしょう?(ジョン・ウーで懲りたかなw)。日本からは今度ハリウッド進出する園子温を押します!w

いや、どうでもいいですねw

 

スパイ憧れについて

自分はそれなりのオッサンなのですが、子供の頃はスパイに憧れていました。アホですか?と思っているあなた。昔の子供(男子)はほぼ全員スパイに憧れてましたよ(多少の誇張入り)。

それは当然007や、M:Iの元になっているテレビ版「スパイ大作戦」や、千葉真一の「キイハンター」とか(もう誰も知らないかw)見てたから。

スパイ手帳とか七つ道具的なオモチャがいっぱい売られてたし、欲しくてたまらなかったりしたものです。

ま、スパイはカッコいいですよね。女にもモテる!良い車に乗れる!うまい酒飲める。人を殺してもお咎め無し!最高の職業じゃないですか。

さて、今だに作られ続けているスパイ映画ですが、今の時代、はたしてスパイに憧れるような残念な子供っているのでしょうか。

やれYouTuberだのホリエモンだの言ってるそんな世の中の子供から見たら、イーサン・ハントなんてただのブラック企業(組織)に勤める社畜くらいにしか見えないんじゃないですか?

だって、いい車も持ってなさそうだし、奥さんとは泣く泣く別れる羽目になるし、美人のスパイには裏切られるし、友だちは2人しかいなさそうだし、何よりいつ死んでもおかしくない仕事ばっかりやらされてるし。イーサン・ハントにはそれに見合った報酬が支払われてるんでしょうか。見合った贅沢はできているのでしょうか。それを映画内で一切見せてなくないですか?

子供たちに「オレもスパイなりてー!」と思わせる映画を作らないと、この先もうスパイ映画の未来は無い気がしますよ。

ほんと自分が嫌になるくらいどうでも良い話ですねw

 

007シリーズの今後を憂う

今やスパイ映画はM:Iシリーズの一人勝ち状態だけど、キングスマンイコライザージョン・ウィックやアトミックブロンドのような今後楽しみなキャラシリーズもたくさん控えている(スパイじゃないのも混じってますがw)。他にも単発ながらも良く出来た面白いスパイ映画もたくさんある。

そんな中で元祖スパイシリーズの007はどう生き残っていくのかとても心配。

完全にダニエル・クレイグに頼りきった状態だし、サム・メンデス監督の大人っぽい作風でなんとか土俵際に残っている印象。

アクションも、トム・クルーズがもうメーター振り切りレッドゾーン状態でここまでやってしまっているので(今回はバイク、車、スカイダイビング、ヘリ、全力疾走まで全部やってるw)、フォールアウトを観て、007は今後どう戦えばいいのかずっと悩んでました。誰か007の生きる道を考えて下さい。

…はぁ、ここまで書いてほんと後悔してますw

どうでもいい話は終わり。

 

まあ、でもトム・クルーズのスタントはホントにヤバイくらい凄いですし、最後のヘリのシーンなんて、あいた口が塞がらない状態になるのは間違いないです。

ほんとどうかしてるよトム・クルーズ(これ言いたかった)。

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 あ、そうそう。最低でも前作ローグ・ネイションは観ておいたほうが絶対楽しめますので、予習しておきましょう。できればIII、ゴースト・プロトコルも。