2018年8月に劇場で観た映画
感想まで書けなかった3本。ざっくりメモ。
オーシャンズ8
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やっぱ女性の方が華やかで多幸感にあふれた映画になりますね。
サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットが並んで会話しているだけでもぞくぞくするのに、食事のシーンは反則すぎる。個人的にはアン・ハサウェイのセルフパロディみたいなのが面白かった。
突っ込みたい設定はもちろんあるのですが、そこに目くじら立ててると「わかってねえやつ」認定されそうな恐い映画w
REVENGE リベンジwww.youtube.com
これは期待もせず、なんの情報もなく観たのですが良かったです。
予告編は見せ過ぎなのでは?と思うくらいそのまんまの内容。
でも独特の「味」みたいなのはあって、ドアップで不気味さや不快感を演出したり、笑っちゃうほどの痛み表現があったり。か弱い女性が血まみれになって男どもをぶっ殺すというシチュエーションは不滅ですね。ありえねー、とツッコミを入れながら楽しむ映画だと思いますw
フランス産のスカッと爽やかバイオレンス映画ということで(古い映画ですが)「ドーベルマン」を思い出しました。
3時間強もある長い映画でしたが、まあとにかく監督やスタッフの熱量というか思い入れというか、画面からビンビンに伝わってくる映画でした。熱い映画なのは間違いないので観る方もそれなりに覚悟が必要かもです。
タイトルだけだと何のこっちゃ?ですが、大正時代、関東大震災直後の思想家・アナーキスト集団(ギロチン社)と、女相撲の興行一座が出会うという、体制側、反体制側、被差別側、この時代の若者たちの青春映画。
メッセージ性も多く含まれているので重たいところもあるのですが、軽快なお笑いも含んでいて、思ったより上映時間は気にならなかったです。
ただ、ギロチン社の人たちのセリフが聞き取りづらい点や、行動原理がいまひとつよくわからなくて入り込めないところもあったかな。どちらかというと女相撲の人たちの描かれ方に共感したし、新鮮で面白かった。
あと、役者さんたちが気合の入りすぎた絶叫シーンがちょっと多すぎなのも気になったかな。
図らずも3本とも女性について描かれた映画になってますね。
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オーシャンズシリーズはあんまり好きじゃないですが、1作目を観てない人は今回の8と見比べると面白いかも。
菊とギロチンの瀬々敬久監督の作品。ロクヨンはNHKのドラマ版は観たけど映画も観てみようかな。
当時はタランティーノ映画の亜流みたいな紹介だった気が。