今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

2020年劇場で観た映画(追加)

昨年末に、2020年劇場で観た映画のメモまとめを記録したんだけど、2本抜けていたのと、その後2本観たので追加しときます。

ちなみに今年(2021年)に入ってから劇場に足を運んだのは1本だけ(ノンストップ)。自宅で配信やレンタルで映画を観ているのかと言うとそんなこともなく(家族がいると気が散って集中できない)、つくづく映画から遠ざかってます。

2020年劇場で観た映画(追加)

【6月】
エクストリーム・ジョブ

ネット上でも評判良かったけど、ほんと面白かった。
ダメダメな刑事チームが張り込みついでにチキン屋を始めたら大繁盛!という設定でもう笑ってしまうが、面白いのは断然後半から。前半はむしろちょっと長いし、ベタなギャグちょっとしつこいかな~。
他の韓国映画やドラマもそうなんだけど、定番で王道な要素(チームものとか、負け犬たちの一発逆転ものとか、能力覚醒ものとか、復讐ものとかとか)をてらいなく軸にした上で、味付けや設定を徹底的に考え抜いて新しさを打ち出していくとこが、今の韓国映画の強みなんじゃないかと思う。気取ったセンスは誰も喜ばないだろう、と言わんばかりの勢い。
ただ、こういうのばっかり乱立しちゃうとヤバいかもなあ、と思わなくもない。

 

喜劇王

ひっそりと公開されてたけどチャウ・シンチーの新作!もっと宣伝してたくさん観て欲しいと思うほど良い映画でした。なぜか、チャウ・シンチーの映画って飽きないというか何度でも繰り返し観られるんだよなあ。
今作も辛酸をなめた人たちに寄り添ういつものチャウ・シンチー映画で、ブレないとこはホントすごい。
映画女優を目指す女の子が、心を打ち砕かれながらも、同じ境遇になったクソ俳優から勇気をもらってチャレンジするという内容。いっつも同じテーマではあるけど、新しい?試みもあって、今作は一風変わった時系列をいじった回想シーンが新鮮で面白かった。
ちなみに「新」ではない喜劇王のほうはまだ観てません・・・w


【12月】

スパイの妻

ワタクシ、黒沢清監督の映画はそれほど観てるわけではありませんが、これまであまりピンと来てないんですよね。独特の吸引力には見入ってしまうんだけど、波長が合わないと言うかなんというか・・・。
しかし、これはそんな自分にもわかりやすいとても楽しい(楽しい?)映画でした。メロドラマなのが良かったのかな。
役柄にキャスティングがバッチリ合っていると思ったし、戦時下の緊張した時代と夫婦のメロドラマとミステリーがうまくマッチしていて良かった。
ただ、他の黒沢作品と共通しているのだけど、ラストがうーむ・・・と思ってしまった。何もわかりやすいオチにしてほしいというわけではないけど、文字でササッと説明されるのはちょっと残念だったかな。それまでがとても良かったので。

 

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

なんでしょうこれはw
ビルとテッドの大冒険というシリーズの第3弾ということなんですが、これまでの2作は観たことがないので、1作目のDVDを手に入れてから挑みました。
まあ、どういうノリなのかはわかったw こういうのはやっぱりリアルタイムで楽しんでないと、なかなか意識が追いつかないてすね。
どうやら2作目の地獄旅行編に出てきた「死神」のキャラが面白くて、そっちも観とけばもっと楽しめたかも。
まあ、アホアホコメディではあるのですが、ビルとテッドの娘たちがキュートで、ちょっとホロリとさせられてしまう展開になってたのと、どんな時もわかりあえる友人という大切なテーマは外すことなく、ファンには楽しめるんじゃないかなと思いました。

 

今日で2021年2月も終わり!今、面白そうな日本映画がたくさんあるようなので、もう少し映画館に足を運ばなくては。
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エクストリーム・ジョブ(字幕版)

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  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: Prime Video
 

 

新喜劇王 (字幕版)

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  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: Prime Video