デッドプールを見たおかげでワム!の曲が頭から離れない
この映画はあまり事前に情報を入れないほうがより楽しめるのではないかと思うので、見てない方はスルーしてください(大したことは書いてませんがw)。
ちなみに自分はアメコミ自体はほとんど読まないけども、映画はまあそれなりに見てる、という程度のアメコミ知識です。デッドプールがどんなキャラなのかわからなかったし、過大な期待もしてなかったし、「アメコミ映画最高!」ってテンションではありませんが、全然普通に面白く見れた映画でした。
というのも、映画としては最初の1作目なので、当然主人公がどうやって誕生したのか、何と戦っているのか、という基本背景がちゃんと描かれているので、自分レベルのアメコミ知識でも問題なく楽しめると思います(最近のアベンジャーズやキャプテンアメリカやX-MENなどは、ある程度背景知らないと楽しめない人もいるんじゃないかな…)
もちろんデッドプールでもいきなりX-MENの世界観が登場したりで(同じ世界観だと思わなかったし、あの登場キャラに何の知識も無くて)、置いてけぼりに感じた部分もありました。これでもか、って詰め込まれる映画ネタやアメコミネタ、アメリカ文化ネタも意味不明なものがたくさんありました。
でも、それでもこの映画が普通に楽しめたのは、ロマンチックなストーリーの映画としてとても良くできていたと思ったからです(ほんとかw)。
言って見ればこの映画は『ダークマン』かな。あれもサム・ライミ監督独特のセンスで思わず笑っちゃう場面も多いんだけど、やっぱり主人公の置かれた状況には涙する、あれと一緒です(デッドプールのほうはハッピーエンドですが)。
その物悲しくもロマンチックなストーリーにとどめを刺すのが、ワム!の名曲『ケアレス・ウィスパー』(「ワムじゃない、ワム!」←この映画で一番笑ったところw)。
ケアレス・ウィスパーがあんなにグッとくる使われ方をしてるなんて、ほんと意表を突かれました。映画見終わってからもYoutubeで何度も聞き返したり(今も頭のなかでヘビーローテーション状態)、その度に映画のシーンを思い出してしまいます。
正直ワム!って80年代当時は小馬鹿にしていました(ごめんなさい)。
もちろん曲自体はよく聞いたし、楽しませてもらってたけど、ロックバンドよりポップミュージックを下に見てたというか、そんなありがちな思考でした…今聞くと、ほんと良い曲!(でもYoutubeで見直してみた当時の映像はやっぱり超ダサくて笑っちゃいましたけどw)
ワム!に興味が無い方にはどうでもよい話でしたね。
でも過激なシーンとは対象的に、デッドプールの茶化した態度やウィットに富んだ会話はすごく面白いし、最初の高速道路でのバトルシーンは最高でした。ストーリーやワム!に共感できなくても十分楽しめるはずです
ただ、パロディや小ネタ満載ということは事前に知っていたわけですが、やっぱりエンドロール後のあれは、知らないほうが自分にとっては何倍も楽しめたんじゃないかなあ。フェリス(というかジョン・ヒューズ)大好きなのであそこだけは知りたくなかったです!(って、書いちゃいましたけどw)
ちなみにたまたま『フェリスはある朝突然に』のウィキペディアを眺めていたらデッドプールのことが書いてあったのでした。見たい映画は早く見ろってことですね。
アベンジャーズやキャプテンアメリカはだんだんついていけなくなったけど、アイアンマン、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アントマン、そしてデッドプールと、最初の1作目はほんと面白いのがアメコミ映画、という印象です。
George Michael - Careless Whisper
ぜひ映画を見終わってから堪能して下さい。聞こえ方が全然違います。たぶん。
ワム!懐かしいと思った中高年の方はぜひ買ってヘビロテしてください。
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これもかわいくて欲しいw