今日の経験値

主に映画の話。70〜80年代の映画やカルチャーを懐かしむことが多いかも。

2018年5月に劇場で観た映画

http://blog.foxjapan.com/movies/inugashima/news/001_IOD_440_AT_0030_v005.0185.jpg

まだ感想書いてなかった映画たち。
記憶もだいぶ曖昧ですが、がんばって思い出してみます。 

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君の名前で僕を呼んで

www.youtube.comすごく美しいイタリアの風景。優雅なインテリ富裕層の避暑地暮らしにウットリすること間違いなし。さらにティモシー・シャラメが憂いのある美少年なので、もう少女漫画の世界。その代りアメリカ人のアーミー・ハマーはちょっとダサいw
同性愛モノって少し苦手なんだけど、主人公のお父さん(教授)の語りが凄く心に刺さる内容ですごかった。
それにしてもタイトル含めよくわからない部分がいっぱいあるので、見終わってからもずっとモヤモヤしちゃったので、町山智浩さんの映画ムダ話で解説聞いて腹落ちした。したんだけどインテリじゃないとわかんねー。


いぬやしき
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原作はマンガ。Amazonプライムにアニメ版があったのでそっちは全部見てたので
比較して観たんですが、すごく上手に映画としてまとめられていて、改変もうまくやってるなあと思った。さすが「アイアムヒーロー」の監督。
個人的にとんねるずが苦手なので観に行くつもりはなかったけど、木梨そんなに悪くなかった。ごめん。ちょい役だけど二階堂ふみは存在感あったなー。


サバービコン 仮面を被った街

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見た目面白そうだし、豪華キャストにジョージ・クルーニー監督で、ジョエル・シルバーコーエン兄弟が制作脚本なんて、そりゃあ期待しちゃいますよね。でも、自分はまったくのれませんでした…。うーん、何これ?w


ランペイジ 巨獣大乱闘

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怪獣モノとしてとても良かった!街壊しまくり!
ちなみに元はアメリカ製ファミコンゲーム。まさか映画化されるとはビックリ。
でも、白いゴリラと、ゴリラみたいなドウェイン・ジョンソンと、鉄格子バットを持たないニーガンが出てくる超楽しい映画、くらいしか思い出せないw

さよなら僕のマンハッタン

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「500日のサマー」のマーク・ウェブ監督作品。とても楽しみでしたが期待通り良かった。
500サマーのジョセフ・ゴードン=レヴィットくんと同じく面倒くさい年頃の男の子の成長物語。主人公はまるで現代版ウディ・アレンといった風情で小説家に憧れている。もちろんマンハッタン在住。セリフや本の一節の引用などが多く、またそれが重要な要素になっている文系映画。
なんて書くと一見さんお断りの小難しい映画?と思うかもしれませんがそんなことは無く、最後はじんわりいい話で泣かせられます。
マーク・ウェブ監督は本当に「卒業」やウディ・アレンが大好きなんですね。
今作は「卒業」と同じような設定が盛り込まれているんだけど、そこから更にひねってて、若者だけじゃなく大人側の目線も入れてて面白いなーと思った。

 

 

のみとり侍

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うーむ、うまく説明できないけど自分にはまったく合わない映画だった。江戸時代の生活感がよくできてて良かったです。

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル

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実際のトーニャ・ハーディングや、あの襲撃事件を知ってるかどうかでも違ってくるかもしれませんが超面白い!
襲撃事件はもっとドロドロした事件だと思ってたんだけど、実際は「ファーゴ」や「バーン・アフター・リーディング」や「ローガン・ラッキー」や「タッカーとデール」みたいなお話でしたw 
トーニャもすごいけど、一番スゴイのはお母さん!こんな人が世の中にいるんだw

 

女は二度決断するwww.youtube.com

平和な日本に住んでいるとなかなかピンとこないかもしれない、テロが日常にあるヨーロッパ(ドイツ)の映画。
結構ヘヴィーな内容。タイトルがちょっとミスリードしてる気がする。
ダイアン・クルーガーさんは美しいですね。


 

犬ヶ島
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ウニ県メガ崎市。小林アタリ。ネーミングセンス最高です。
自分は見た目がちょっとよろしくない雑種犬を飼っているんですが、表情や動きが映画に出てくる犬たちとそっくりでしたw 
おとぎ話(ファンタジー)かと思いきや政治のお話だったり、なんとも形容しがたい魅力にあふれた映画でした。
KUBOもすごかったけど、こちらもまあ、とにかく細かいところまでこだわりまくってます。神は細部に宿る。スティーブ・ジョブズが生きていたら、きっと絶賛してたことでしょう。

 

 

ピーターラビットwww.youtube.com

これも「パディントン」と同じ案件。
お子様向けでも、女子向けでもない。舐めた気持ちで観に行くと完全に裏切られます。ゆるふわブラックコメディ。カワイイウサギちゃんに人間がボッコボコにやられる映画。ピーター!いくら反省しようともお前は許せん!パイにしてやる!って思いましたw

 

ダンガル きっと、つよくなる

これは最高です!泣けます!
と、何の工夫もなく出だし書いてみたけど、もう他に書くことが浮かばない(笑)

目指せ!インド初の金メダル!

http://gaga.ne.jp/dangal/noboru-kawasaki/img/illustration.jpg

映画『ダンガル きっと、つよくなる』公式サイト

このカッコいい川崎のぼる先生のイラストは、「巨人の星」の星一徹みたいなオヤジが主人公ということなんでしょうけど公式サイトで紹介されてます。
どうでも良い話ですが、子供の頃は「荒野の少年イサム」が大好きでよく真似て絵を描いてたので、なんだかすごく懐かしくて感激したので貼ってみました!

川崎のぼる先生は知らなくても、インド映画が好き、バーフバリが好き、アーミル・カーンが好き、小難しい映画が苦手w、どれか当てはまればもう今すぐ観に行ったほうが良いです。

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まあとにかくどストレートな映画というか、思ったような展開から外れません。実話を元にしてるわけですしね。

おもしろい漫画に出会い、たまらず次のページ次のページと思わずページをめくり追って行くようなたまらない魅力とおもしろさが、この「ダンガル」にはあります。

まさに、この川崎のぼる先生のコメントにあるように王道的に面白いです!
誰もがこの親子を応援したくなること間違い無し!

シンプルでストレートだからと言ってバカにしてはいけません。たぶんこの映画、相当緻密に考えに考え抜いて作られているのではないかと思います。

まずオープニングからしてすごい。主人公のオヤジがどんな人なのか一発でわかるようになってます。
見せ方も、TVのレスリング中継の解説にシンクロさせるとかベタなようですがちゃんと面白いし、何よりオヤジが発するセリフがいちいちカッコイイ!
このオープニングだけでこの映画はタダモノじゃないって伝わるし、間違いない映画って確信できます。

音楽の使い方も素晴らしい。歌詞の内容もストレートで場面にあってるし、ここぞというところで差し込まれて最高に盛り上がるようになってます。

一番ビックリするのは、アーミル・カーンの体型もそうですが、子役の女の子2人(成人含めて4人)は特にレスリング経験無いんだとか。マジかそれ!素人目にはどう見ても経験者というか現役の人にしか見えません。本当にアンビリーバボーです(おまけに可愛いし美人)

超スパルタオヤジが女の子を男の子のように扱う、って現代社会では今どきセンシティブなテーマじゃないですか。下手したらme tooとか言われかねないし。
でも現代の映画らしく、男性優位社会の中の女性についても明確なテーマとして扱ってますし、いろいろと気を遣った表現をしていました。インドは女性がまだまだひどい目にあっている国でもありますし、それに対するメッセージもあるんだろうと思います(ただちょっと無理矢理感も感じなくはなかったかな…。)


たまにこのブログでも書いてるけど、自分はいわゆるスポーツ系部活の縦社会が大嫌いで、文化系オタク寄りの人なので、全体主義的なものや自己犠牲的なものが見えちゃうと、ちょっと冷めちゃうとこがあるんだけど、そういうの一切無いのが良かったです。

ユーモアが多くてカラッと明るいし、何よりこのオヤジは一貫して反体制なロック気質なのが最高でした(見方間違えてるかもw)

 

最後に、泣き所はいくつかあるんですが、自分が一番泣いたのは、反抗した長女がオヤジの正しさを知って電話で謝るところ。
うだうだと長いセリフで心情を説明しがちなところを、ただ「ゴメンナサイ」ってひと言だけなのが余計に泣けました。

笑って泣ける最高の映画で超オススメです。

 

ところで、タイトルのダンガルって何?(笑)

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アーミル・カーンの映画。PKはまだ観てないわー。やばい。

PK ピーケイ [Blu-ray]

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 きっと、うまくいくは面白かった。ちょっと長いけど。

 


 



孤狼の血

http://www.korou.jp/images/main/s_001.png

映画『孤狼の血』公式サイト

 

何気に観に行ったら、とんでもない傑作に出会った!かも。
血湧きに肉踊るヤクザ映画の大復活(主役は刑事だけどw)。
それもただの懐古趣味ではなく、今の時代にアップデートした超カッコいいい男の映画!

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もう、出演者が全員カッコいい!
ハリウッドスターに一歩も引けを取らないくらいカッコいい。
平たい顔族の人たちしか出てないのにw、なんでこんなにカッコイイんだろう。

役所広司なんて、いつも困った顔した気のいいオッサン役のイメージしかなかったんだけど、もうこの映画の中のカッコ良さときたら。異常です。

この映画、タランティーノが観たらきっと泣いて悔しがると思う。
日本人は外国の映画監督にパクられるような素晴らしい遺産がいっぱいあるんだから、それを日本人の美学で突き詰めれば、本場なんだから絶対負けない映画が作れるはず!というのを証明してくれた映画だと思った。かも。(能書き垂れられるほど日本映画に詳しいわけじゃないのでw)

 

白石和彌監督の映画を観たのは「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の2本だけ。
凶悪は、正直マジで怖かった。園子温の「冷たい熱帯魚」はまだ少しファンタジーが入ってる気がしたんだけど、凶悪はもうなんだか逃げ場が全然無くて、面白かったんだけど、とことん気が滅入った。
「日本で一番悪い奴ら」は逆にちょっとコミカルなとこがあったけど、あんまり面白いと思えなくて、そしてやっぱり気が滅入った。

その印象が強くて、正直この「孤狼の血」も、どうしようもない意地悪なほどの絶望感を味わせられるんだろうな、やだなー、としか思ってなかったんだけど、まあ見事に裏切られました。

そりゃ、バイオレンスやショッキングな絵面はありますが、ヤクザの世界は自分にとってはファンタジーだし、ちゃんと希望もエンタメもたっぷり詰め込まれた映画でした。

 

劇中にも出てきますが、昭和天皇崩御の頃、まさに昭和の最後という時代設定。
その時代を一応大人として知っている身としては、セットやロケ、小物に至るまで、スタッフのこだわりや頑張りがヒシヒシと伝わってきました。

画面のざらつきや色合いなんかもたぶん相当こだわって調整しているんじゃないのかな。それくらい映画全体から昭和感が(それもあまりわざとらしくなく自然な感じで)醸し出されてました。

ストーリーを説明するナレーションとかは、さすがにちょっとどうかと思ったりもしましたがw
あと松坂桃李とか今の若い人たちはスタイルがシュッとしているので、あの頃のダサ感がちょっと足りない気もしました。

冷静になってみると、お話や設定もちょっと首をひねるようなとこも無くは無いのですが、でもまあ、そんな些細なことはどーでも良いのです。

なんというのか、この映画の世界観すべてが愛おしくなるような、すごく魅力的な映画でした。

ぜひ、このノリで続きが見たい!

それにはヒットが条件だと思うので、皆さん、映画館に今すぐ行きましょう!孤狼の血を観に行きましょう。
R15+ですが高校生以上ならオッケーです。

 

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 原作も読んでみようかなあ。

孤狼の血 (角川文庫)

孤狼の血 (角川文庫)

 

 

白石和彌監督作。
後味悪すぎますが、いずれも評価の高い映画です。

凶悪

凶悪

 

 

昔のヤクザ映画もこの機会に観てみようかな。今ならプライムで結構出てる。 

仁義なき戦い

仁義なき戦い

 
仁義なき戦い 代理戦争
 
仁義なき戦い 頂上作戦
 
仁義なき戦い 完結篇