今年(2020年)映画館で見た映画まとめメモ
数少ないブログ友達のKONMAさんから、「コラとんぬら!えーかげんブログ書かなシバクで~ホンマ!いやワシはコンマ!」と大阪弁で怒られたので更新します(一部フィクション)。
しかしまあ、今年は新型コロナで映画界も大変なことになっちゃいました。
今現在もコロナは収束するどころか日本では第3波、アメリカではWWⅡ並の死者が出てるって状況だから、来年以降の映画界にも多大な影響が出るのでしょう。
日本の映画館は、徹底した換気対策などがんばって運営してますが、何しろ海外の映画が公開延期続出&収益の問題なんだろうけど地方のシネコンは9割方が邦画やアニメの上映なので、自然と映画館にも足が遠のいちゃいました。在宅勤務なので外に出るのが億劫にもなってるし。
というわけで今年は壊滅的な鑑賞数。もう来週から12月なので、がんばってもあと数本くらいしか観られないだろうな。
過去記事見ると『パラサイト 半地下の家族』と『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』以来、記録してなかったので、それ以外に観た映画の記録というかメモ。
【1月】
パラサイト 半地下の家族
男はつらいよ お帰り 寅さん
不思議な映画だったなー。結局は吉岡秀隆とゴクミの悲恋物語なのだけど、寅さんの映像がところどころコラージュのように挟み込まれたアバンギャルドな珍品。
【2月】
フォードVSフェラーリ
これはかなり熱い男の映画!マイケル・マンジェームズ・マンゴールド!レース好きにはたまらんだろうな。映像がとても綺麗で良かった。奥さん役の人も良かった。
※監督名間違えてたので修正しました(恥ずかしーw)
ジョジョ・ラビット
ヘンテコな映画だったな。ちょっと狙いすぎ?色々と食い合わせが悪かった印象。
1917命をかけた伝令
IMAXで観たのでそれはもう凄かった。体感映画。夜の映像は美しかったけど、シーンを繋ぐための無理矢理感が半端なかったなー。リッチな映画体験にも関わらずゲーム画面を想起させられるというヘンテコさが気になった。
スキャンダル
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの3人をキャスティングできた時点で半分成功だと思うけど、内容は思ったより普通だった印象。セクハラ問題に疎そうな日本のオジさんに観てもらいたい。
【3月】
ハスラーズ
もっとヒャッハーでノリノリな映画だと思ったら全然違った。結構せつない。この映画に出てくる女性たちに対して「犯罪は犯罪!自業自得!」なんて感想を持つ人がいないことを祈る。
ミッドサマー
はぁぁぁ・・・気持ち悪かったw なんだか男として生きるのがつらい映画ばかり立て続けに観てるなw
【6月】
グッド・ボーイズ
良かった。可愛かった。ガキンチョなのに偉い!世のモテない遅れた男たちよ。女性の扱いをこの小学生たちから見習うべし!
PMCザ・バンカー
韓国映画は相変わらずレベル高い。ずっと緊張しっぱなし。けど、このテーマや題材は個人的にあんまりグッとこなかったな。
【7月】
透明人間
面白かったー。透明人間というと『インビジブル』という変態映画が思いつくけど、こっちのほうが良く出来てる。エリザベス・モスが好演!
【9月】
ひまわり 50周年HDリストア版
中学生の頃にテレビの洋画劇場で観て以来。ヘンリー・マンシーニの音楽のおかげでだいぶ切ない記憶が残っているが、今だと割と冷静に観ちゃうね。マストロヤンニの行動がイマイチ理解できなかった。男ならロシア娘に惹かれるのは理解できるがw ソフィア・ローレンは優勝!こんなに絵になる女優っている?
それにしてもマストロヤンニが何度もローレンの胸を揉むのが気になったw
TENET テネット
昨年末に観た『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』で突然流された予告編が最高だったので、ずっと期待してたのだけど、あの最高の予告編は冒頭のみ。あとはもう何がなんだかさっぱりだった。逆再生は面白いけど見た目が地味だよ。新しいけど個人的には映像の快楽が無かった。インセプションのほうがずっと好き。
【11月】
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
大大大好きな『スーパーバッド 童貞ウォーズ』の女性版。とはいえ、今の時代にアップデートされまくっている。ただ、誰もが実はいいヤツなんだぜ、というテーマは特段新しくないとは思った。楽しい映画だとは思うけど完全に年齢のせいで「最高~!」とはならなかった。もう青春映画をティーンの頃にオーバーラップさせて観るのは無理、ということがあらためて認識できた。私が観るべきなのは『最高の人生の見つけ方』なのだろう(ずっと避けてたw)。
さて12月・・・せめて3本くらいは観たいなー。