(も少し続く)ゲーム・オブ・スローンズは女性リスペクトなドラマ
やーっと、この土日にシーズン7も観終わって最終章第2話からライブ配信に間に合いました。といっても仕事があるのでもちろん22時の回ですが(つまりさっき観たばかり)。
今回は嵐の前の静けさ。戦いの前に皆で友情や思い出を分かちあいましょう、というしんみりエピソード。みんないい人になってたよw
自分はド派手な戦いのシーンが早く観たかったので、今回はグッと我慢の回。夜の王はもうそこまで来てるぞー!来週はさすがにもう引っ張らないよね?もう次の決戦がホント楽しみ。夜まで待たずに朝から観たいな〜。
と思ったら、そういえば大型連休とやらでウチの会社も10連休だったよ!
ということは…第3話と第4話は朝の10時の回から楽しめるじゃないか!やった!
そして最後の回は5月20日か…今から有給休暇入れておこうかな(笑)
とまあ、せっかくの最終章なので気持ち的には大変盛り上がってますが、実は本日は奥さんも用事で外に出てて、誰もいない部屋で寂しくひとり観てました。そしてひとり寂しくせっせとブログ書いてます(笑)
で、いま頃気づいたの?って言われそうですが、タイトルに書いたようにこのドラマは女性キャラがとにかく強く、シーズン6あたりから?明らかに女性優位のドラマになってます。
強いったって、腕力が強いとか気が強いってことじゃなく(それはブライエニーw)、ブレない芯の強さ、頭の良さ、野望の強さがとかく目立つ。
シーズンの最初から中盤までは、結構女性は弱くて騙されやすくて、男に虐げられてて、振り回されてて、まあそういう描写が多かった。カッコよく活躍するのは男性キャラばかり…てな感じだったのだけど。
じわじわと、じわじわと、いつの間にか気づいたらメインで活躍しているのは女性ばかりになっていました。
このドラマは男女問わず、ほとんどのキャラが辛酸をなめまくりな過去を持っています。持ち上げられて は落とされて、の繰り返し。順風満帆で恵まれたキャラなんて皆無です。
そんな大波小波に揉まれ続けて、浮かび上がってきたのはたくましくなった女性たち。
現在、男性キャラで何とかセンターを張れそうなのはジョン・スノウただひとり(それでも背が低いとか言われたり、ドラゴンに振り回されたり、若干小馬鹿にされてるの何なのw)。
ひと昔前の映画やドラマの定石から言うと、間違いなくジョン・スノウのような強く尊敬されるキングがいて、彼を支える女性たち、華を添える女性たちという図式になるんだろうけど、さすがにもうそういう時代ではないですよね。
そういう古臭くて嘘くさい価値観は意図的に排除しているように見えます。
そんな中でも今回、ひときわパワーアップした女性はこのひと!まあ〜驚いたw
Image - Dragonstone 10.jpg | Game of Thrones Wiki | FANDOM powered by Wikia
前回のエントリーで、このドラマは推しキャラがたくさんいて女性に人気があるドラマって書いたけど、何もイケメンや癖のある男性キャラが多いからというわけではなく、虐げられても力強く立ち上がる女性たちの強さに惹かれている人も多いのではないでしょうか。
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ゆー!さのだびっち!
今日も今日とて、思いつきで書いていきます!
ツイッター見てたら映画評論家の江戸木純さんという方のこんなツイートが。
Smile,you son of a bitch!は、Don’t think,Feel.と並ぶ映画史上屈指の名台詞。1975年末、あの次の瞬間、立ち見も満杯の松竹セントラルが拍手と歓声に揺れた。場内があそこまで沸いた経験はあれ以来ないかもしれない。あの瞬間に映画を仕事にしようと決めた人間は世界中に数え切れないほどいるハズ。 https://t.co/kXa6Cj2g3O
— 江戸木純(JUN EDOKI) (@EdokiJun) April 18, 2019
一応書いておくと、「Smile,you son of a bi*ch!」は映画『ジョーズ』のラスト、ブロディ署長(ロイ・シャイダー)が絶体絶命の状態から渾身の一発とともに放たれるセリフのことです。
※ちなみにこれもいまさら過ぎますが「Don’t think,Feel.」は映画『燃えよドラゴン』でブルース・リーが弟子への教えの中で言うセリフです。
このツイートの言ってることは、本当によくわかります。
『ジョーズ』という映画の素晴らしさは今さら説明するまでも無いですが、当時まだ小学生で映画に興味を持ち始めたばかりの私(と友人たち)を一気に映画世界の虜にしてくれたきっかけの映画だったのです。あの時、映画館で受けた衝撃たるや。
近年のスピルバーグ映画がどれだけ凄みを増そうが、『レディ・プレイヤー1』がどれだけ素晴しかろうが、あの時の衝撃には及びません(映画の出来の良し悪しを言ってるわけではありませんので念の為)。
ブロディ署長のあの名セリフ。最高の高揚感、最高のカタルシスをもたらせてくれたあのセリフ。
当時まだ小学生。英語なんてこれっぽちもわからないお馬鹿さん。
当然字幕の「くたばれ!バケモノ!(でしたっけ?)」は正確に訳されているのだと思っているわけで、耳コピした英語をそのまま「ゆー!さのだびっち!」と友人同士で大声で叫び合っていましたw
「さのば」ではなく「さのだ」に聞こえたんですね。当時の僕らには(笑)
『ジョーズ』の影響はすさまじく、普段映画に興味のないクラスメイトのガキ大将までもが僕らの真似して「さのだびっち!」と言いながら物を投げつけてきたり、戦車のプラモに爆竹をセットして爆発の瞬間に叫んだり、いろんなシーンで大活躍したセリフでしたw
今考えると恐ろしいですよね。近くに英語圏の人がいなくてほんと良かった。大人ですら当時はよく理解できてなかっただろうし。そもそもbi*chなんて辞書ひいても出てこないよね?w
ま、それくらい『ジョーズ』は当時のガキどもにも多大な影響を与えたわけで、江戸木さんの言うように、これ観て映画の道を目指したって何の不思議もないでしょう。かくいう私も映画の道にこそ進みませんでしたが、エンタテインメント系に足を踏み入れましたし。
そして、何よりこれを観てロイ・シャイダー、ロバート・ショウが好きになりました(リチャード・ドレイファスはちょっと微妙だったw)。『ザ・セブンアップス』『ブルーサンダー』『ブラック・サンデー』なんて映画に燃えました。
しかし、なぜ今頃『ジョーズ』のこんなセルフのツイートが出回っているかというと、午前十時の映画祭で、スピルバーグの名作三連発上映が予定されているからですね。
あ、『未知との遭遇』は今日までか!しまったなー。観たかったのに。『ジョーズ』は明日から上映ですね(地域によっては5月3日から。自分の地域は明日から『E.T.』だ。これは高校生の時、オールナイト上映で観に行って寝ちゃった思い出が…w)。
この企画は一日一回、朝十時の回のみしか上映してくれないので、自分にとってはなかなかハードル高いんですよね。土日の早起きはつらいわぁ。
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というわけでブルーレイでも買って家で堪能しようかしら。
ゆー!さのだびっち!
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(まだ続く)ゲーム・オブ・スローンズ沼にハマった経緯
引き続き今更ですが、せっかくなのでゲーム・オブ・スローンズを見始めた経緯や感想でも書いときます。
つっても、ホントにしょーもない、何の参考にもならない感想なので悪しからず。
いつだったか、ずーっと前に。
ネット界隈で話題になっていたので最初の1話だけ観たんですよ。その時は正直「うーん、いまいち飲み込みづらい」ですぐに断念。
まあ元々、指輪物語とかの西洋ファンタジー系はそんなに好きじゃないっていうのもあったので、すぐに大好きなウォーキング・デッドやベター・コール・ソウルに戻りました 。
そしたらいつも楽しく読んでいるブログ、変態映画の伝道師 超絶美麗イラストレーターのseicolinさんがドハマリしたらしく、楽しそうな記事を次々アップするものだから気になり始めてたところ、Twitterでその話題が出た途端、ほぼ強制的に「一緒に伴走してやるから見れ!」と優しくお誘いされまして。
こうなったらもう逃げられませんよね。
恐る恐る見始めましたが予想通り登場人物多くて何がどうなってるやらサッパリで。
ついていけるか不安だったんですが、seicolinさんからは「最初は相関関係とか無視でいいから。そのうちわかるようになるから」「何なら2周目が楽しいから!3周とか4週の人もふつーにいるから!」とか何を言っているのかさっぱり理解不能なやさしいアドバイスを頂きつつ、そして、同じく強制的にお付き合いさせられるハメになったデンデロさんというツイッター仲間とともに、シーズン制覇する度に唾飛ばしながらあーだこうだと感想言い合いつつ見てたら、案の定というかまんまと沼にハマってしまいましたw
ドラマの凄いとこはseicolinさんのブログを読んだほうが早いのでこちらをどうぞ(しかし何この熱量!ボブ江さんも紹介すでにされてた)。
で、がんばってシーズン6まで見ました(だってAmazonプライムで無料で見れるのがここまでだしw)。
今やっとシーズン7に突入してますが、このドラマ、見てない人にはわからないかもしれないけど、とにかく登場人物があっけなく死ぬんです! 「え?この人、主人公じゃないの?」と思ってたらドーン!このキャラは当然生き延びるよねと思ってたらドーン!
憎ったらしいやつはもうトコトンこれでもかってくらいクソ野郎に描かれているので、もちろんそういうやつも期待通りに死ぬ!(いや、もっと残酷に殺すべき!とか思っちゃうほどやばいくらい感情移入させられるけどw)
つまり、先がまったく読めないんです。読めてると思わせて裏をかく。
どうもネットやツイッターを見ていると、このドラマは女性に人気があるように思えます。やっぱり個性的で魅力的なキャラクターがたくさんいるので、当然推しキャラという要素が魅力になっているのではないかと思います。
自分も好きなキャラは何人かでてきたりするのですが、何しろ先が読めないのでうかつに感情移入できないということで、これといった応援キャラはあえて作っていませんw
いませんが、やっぱりこの人は面白い!というのが、サーセイという並外れて頭のネジがぶっ飛んだお方。ドーン!
ゲームオブスローンズ Wiki | FANDOM powered by Wikia
ショートカットにしてから何かが吹っ切れたのか、シーズン6ではあっと驚く素晴らしい方法で大殺戮を何事もなかったかのようにやってのけます。
いや、あの回はほんとにブッたまげました・・・。
ここまで来ると、もうこの人に勝てるやついないのでは?と思ったり。
正統派でいうとジョン・スノウやドラゴンの女王なんでしょうけどもね。ちょっとサーセイは簡単にやられてほしく無いです。
まあ。見てない人には何のことやらですが、エロありグロあり、ファンタジーあり、ゾンビあり、サスペンスあり、ラブストーリー、、、は無いかw、とにかく何でも詰め込むだけ詰め込まれたドラマなのは間違いないでしょう。
シーズン6の最後なんて、もう鼻血がでるくらいワクワクしましたから。
シーズン7はまださわりなので、淡々と進んでますが(多少のことじゃもう驚かない)、早いとこクリアして、最終章に追いつかないと。
もし、まだ見ようかどうか迷っている人がいたら、seicolinさんに伝えておきますので声かけて下さいね(ウソですw上のリンク先をどうぞ)。
今日も勢いだけで書きあげました!おわり。
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