観た映画:パッセンジャー
3月末に観てきたパッセンジャー!
やばい、記憶がかなり薄れてきているw 急いで感想書かねば。
宇宙版タイタニックねぇ…。身分違いの恋って…。
全然そんな映画じゃなかったよ!
まあ、そういう捉え方できなくも無いけど、どっちかというと電車男に近いんじゃないか?w(違うかw)
演じているのがイケメンマッチョのクリス・プラットと、今をときめくジェニファー・ローレンスなので騙されそうになるけど、トンデモない事を突きつけられる映画でした。
この映画はとにかくネタバレ禁止映画です。
なので、あまりストーリーに関係ない感想だけにしときます。
まず、ジェニファー・ローレンス好きな人は観に行くべきです。
映画『パッセンジャー』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
だって映画はほぼ主演の2人とアンドロイド役1人くらいなので(もうちょい出るけどまあ気にしないw)、それはもう見映えの良い俳優を選ぶしか無いですし、せっかく高額のギャラ払ってるだろうし、観客が見たいジェニファー・ローレンスをたっぷり見せなきゃと監督やスタッフは思うでしょう。
つまりスケスケの水着で溺れるシーンとか、体のラインがよくわかる服とか、ゴージャスなドレスとか、大胆なポーズで積極的になるシーンとか、もういちいち目が釘付けになること間違い無しです!
対するクリス・プラットはちょっとしょぼくれたしがない技術屋という設定の役で登場しますが、そんなヤツには一切見えないw ガタイもいいし見た目やっぱりカッコイイ。
ただ、まあ確かにやってることはキモかったりするので、なんかしっくりこない。チマチマ盗撮カメラもどきマシーンを作ったりw
しかも殴られたり罵られてもなんだか嬉しそうな感じさえする変態っぽさもあったりw
なのでクリス・プラット好きにはあまりおすすめしません。
良かったのは美術というかセットというか、この未来の宇宙船がとてもかっこよくて、チャチくないというか、なんだかこの船内楽しそうって思った(人は誰もいないけど)。
確かに豪華客船感はあったのでタイタニックというのもまんざら嘘じゃないか。未来のルンバもかわいかったしw
あーやっぱりネタバレ部分に触れないとまったくつまんないことしか書けないな…。
とにかくそのネタバレ部分で「考えさせられる」ことは間違いない映画だと思う。
とはいえそれ以外の部分がなんだかありきたりだったりするし、面白いんだか面白くないんだか、ちょっと人によってだいぶ感想は違ってくるんだろうなあとは思います。
自分はまあそれなりに楽しんだけど、なんだかへんちくりんな映画だなあという感想でした。決して観て損した感覚はなかったです。
あと、最後のエンドロールで「船長 アンディ・ガルシア」って出て目を疑うと同時に思わず笑ってしまった。あんな扱い?w
結論!
クリス・プラットはやっぱり宇宙に行くときはウォークマンとカセットテープを持っていかないとダメですねw
あ〜『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』が待ち遠しい!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|映画|マーベル|Marvel|
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ハンガー・ゲームやX-MENよりもジェニファー・ローレンスの映画で好きなのはこれ。主役じゃないけどね。
リミックスの前に観てない人は予習しましょう。グルート最高!
観た映画:キングコング 髑髏島の巨神
映画を観た感想が溜まっているので、ざっくりしたテキトーな感想をどんどん書いていこうと思います。
全然ノーマークだったところにいきなり現れたキングコング映画!
正直、最初は「またキングコングかよ…」って感じでしたが、海外の映画情報サイトで見た『地獄の黙示録』風のポスターに目が釘付け。
なんじゃこりゃ〜っ、もろ地獄の黙示録じゃないか!と興味をそそられたところで、日本版のあのポスターもお披露目。町山智浩さんも宣伝に一役買ってるみたいだし、これは観るしか無い!ってことで、公開してすぐいそいそと行ってきました。
結論から言うと、ガッカリ感は微塵もなかったけど、観終わったあとに、なーんにも頭に残らないスカッと爽やか炭酸飲料系な映画でした。
間違いなくIMAX3Dで観る映画だろうし、2D字幕版だとしてもDVDで観るよか映画館のほうが100倍くらい楽しいし迫力あるはずなので、ちょっとでも興味にある人は、公開している間に絶対観に行ったほうが良いと思います。
まあ、とにかく出し惜しみは一切なしw
キングコングは超強いし、デカイし、カッコイイ!
キャストは豪華だし、特撮もスゴイし、おまけにまだまだお楽しみが続きそうな怪獣バトル大会まで予定されてるしで、これでもかっていうくらいサービス満点映画です。
さらに地獄の黙示録オマージュと来てるので、自分みたいなオッサンにもアピールしてる(けど、思ったよりヘリ部隊が弱かった…w)。
怪獣オタクや映画オタクにはしっかりヒットする上に、ふつーのカップルが観に行っても充分楽しめるし、小学生とか狂喜乱舞するんじゃないか、という映画なんだけど…なんだろう、自分的には「あー最高にスカッとして面白かった!」と映画館を出て駐車場に行くまでにもうすべて忘れきってしまっていた、そんな感じの映画でした。
トム・ヒドルストンやブリー・ラーソンなんて旬な俳優もいれば、ジョン・グッドマンのような濃い脇役も揃っているのにあんまり印象に残ってない。
サミュエル・L・ジャクソンややジョン・C・ライリーがかろうじて印象に残っているくらい(その理由は観てのお楽しみw)。
うーん、もうちょっと地獄の黙示録テイストがあっても良かったんじゃないか。
記憶をたどると冒頭の太平洋戦争中に日本兵と米兵が…って下りが自分的にはかなりグッときたかも。
あれ?もしかして自分が求めていたのはベトナム戦争じゃなくて、太平洋戦争モノだったのか?w
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自分の中ではキングコングといえばこれ。
こっちのほうがベトナム戦争直後くらいに作られてるので近いかも!?
当時中学生だった自分にはセクシーなジェシカ・ラングに、コング並にやられてましたw ※ジェシカ・ラングはそのあと『郵便配達は二度ベルを鳴らす』でとんでもない濡れ場シーンを演じててビックリでした。
ナオミ・ワッツとジャック・ブラック出演、ピーター・ジャクソン監督のこっちも観たけど、なぜかあんまり印象に残ってないなあ。
観た映画:ナイスガイズ!
『ラ・ラ・ランド』『ネオン・デーモン』と来て、ホントたまたまなんだけど、3連続でロサンゼルス舞台の映画!
トリを飾るのは、70年代をまるっと再現したナイスガイズ!地元でもやっと上映してくれました!最高にうれしーっ。
この70年代風予告編が最高過ぎる!
タイトルロゴも70年代風。たしかファール・プレイも最初はこのロゴだったと思う。
70年代を再現した映画が懐かしくて泣ける!って駄話を書いてるので暇な人はぜひこっちもどうぞ。
この映画はクルマといいファッションといい、雰囲気といい、これまで見た映画の中で70年代の再現度が異常に高い、オッサン世代にはホントたまらない映画でした。
部屋のインテリアとかも最高で、そのまんま再現した部屋に住みたい!って思ったくらい。昔憧れていたアメリカそのものな感じ。
さらに設定がまた自分の大好物な探偵でバディもの。さらにどちらもダメ男。
ライアン・ゴズリングは二枚目俳優は完全に封印w こんなにアホな役ができるのかとビックリ。ラ・ラ・ランドの100倍くらいこっちのキャラのほうが好きだなーw。
ラッセル・クロウはそんなに好きな俳優ってわけじゃないけど、ライアン・ゴズリングとのコンビとしてはパーフェクトかも。
ラッセル・クロウって前からずっとなぎら健壱に似ているなと思ってたんだけど、おっさん具合が増してさらに似ていて気になってしょうがなかったw
そして、だらしない父親に賢くて生意気な娘という泣かせる設定。
この娘役のアンガーリー・ライスちゃんがもうめちゃめちゃキュートでかわいい。
自分の大好きな『がんばれ!ベアーズ』のウォルター・マッソーとテイタム・オニールの親娘コンビを連想して泣けた。
お話はエピソードが複雑に絡んでいて、伏線もちゃんと張ってあって最後はちゃんと色々繋がっててよく出来ているんだけど、ストーリーとしてはそんなに盛り上がらなかったかも。
結構ブラックジョークやナンセンスギャグも満載で、ノリが合わないとちょっとつらい人もいるかもしれない。
正直、映画全体としてはすごく良かったとまでは感じなかったんだけど、やっぱりこのキャラと設定が最高過ぎて、観終わった後に、またこの人たちに会いたくなる!という感じ。この映画がシリーズ化されたらもう手放しで嬉しいかもしれない。
エンドロールで流れるアル・グリーンがまたじんわり心に染みます。
あー、はやくビデオ発売されないかなあ…なぜか何度も繰り返し観たくなるじわじわ心のなかに侵食するタイプの映画でした。