観た映画をクソリプ風に紹介
ひと月以上も放置しているワタクシのブログを律儀に紹介してくれる我らがアイドルKONMAさん。
しかし適当に入れといたアメリカンな女性の画像がアイキャッチ画像に設定されていて急に恥ずかしくなったので変えておきました。以降はアイコンと同じゾンビ顔アイコンが表示されるはずので、どんどんリンクして下さいねKONMAさん。
さて、ブログが更新されないのはツイッターばかり見てるからです。しかし、ツイッター見てると頭がおかしくなりそうですね。
ある良さげなツイートを目にします。人気があるいわゆるバズったツイートには、その下に多種多様などうでも良い書き込みが驚くほどついています。
揚げ足を取るひと、上から目線で否定するひと、主旨をあえて無視して別の話にすり替えるひと、同意しながらも文句いうひと、内容を理解してないひと…。そう、いわゆるクソリプってやつです。
頭おかしくなりそうなのについつい怖いもの見たさで覗いてしまうその破壊力。
どうせほとんど読まれないだろう私の映画の感想。真面目に書いてもしょうがないので、今回はクソリプっぽく感想書いてみたいと思います。
「前作でこれ以上ないくらいきれいにまとめたのに、どうしても”あえて外したコンセプト”で俺スゴイを主張したかったスタッフ陣の自己満足映画」
「なんで陶器でできたボー・ピープがぐにゃぐにゃ動くの?割れてる描写まで入れてるのにリアリティなさすぎ」
「これは外伝で良かった」
「あんなにオモチャが動き回って人間が気づかないとでも?監視カメラに映ってないなんてこの現代にはありえない設定。脚本家は猛省せよ!」
「アンディにあやまれ!」
「キアヌの無駄づかい」
「拝金主義のディズニー映画に何を期待してたの?www」
アルキメデスの大戦
「また戦争ものかよ〜。これ、原作は百田なんとかさんでしたっけ?」
「まずあの計算式はありえないから。ちゃんと数学者監修入れて検証しろ」
「うん、山崎監督はそろそろ現代日本の批判で来るって読んでたわ」
「鶴瓶がすべてぶちこわし」
「つまり日本人は世界的に観ても官僚主義で排他主義であると言わざるをえない」
「ユア・ストーリー観てから感想書けよ」
「山崎貴に何を期待してたの?www」
・・・どうでしょう。頭おかしくなりそうですよね。
まだまだ書けそうですが、ほんとに怒られそうこの辺で・・・w
ちなみに、クソリプっぽく感想書こうとすると、褒めることができませんでしたw
どちらの映画もとても良い映画でした。私は最高に楽しめました。
おすすめですので、まだ観てない方はぜひどうぞ(ホントです)。
次はちゃんと書きます。たぶん。
【追記】
ちゃんとフォローしてなかったので追記しておきますが、
・ちょっとでも気になった部分を拡大解釈
・あたかもそれがメインテーマであるがごとく
・勝手な作り手の意図解釈、勝手な世評の代弁
・事実誤認
・俺スゲーだろアピール
これを大げさに書いてるだけで、どちらの作品もそんな部分はまったく気にならないほど、よくできた素晴らしい作品でした。
トイ・ストーリー4は、確かにこれまで作りあげてきた仲間の絆、オモチャの役目をまっとうするというテーマをひっくり返していて、反発する人も多いみたいですが(うちの子供たちもそうでした)が、子育てがほぼ終わりそうな私と妻の感想は「とても良かった」でした。ウッディの悩みがしみじみ身につまされるんですよね。まるでミドルエイジクライシス。
あと、妻の視点が面白くて「子供の頃にダンボールかなんかで作った自作のオモチャって、気がつくと確かにゴミ箱に入ってたの思い出したよ。邪魔だからと親が捨ててるんだろうけど、あいつ自分でゴミ箱入ってたんだw あの表現はよくできてるなー」って感想が秀逸だと思いました(笑)
アルキメデスの大戦は、正直ちょっと舐めてましたが、最初の戦艦大和沈没のシーンはホントに圧巻で痺れました。小学生の頃に観たら間違いなく漏らしてるレベル。『永遠の0』も戦闘シーンは気になってたんだけど、映画のテーマがちょっとアレだと思ったので未見でしたが、アルキメデスの大戦でお腹いっぱいになりました。
映画の後半は派手なシーンは一切ないが、対抗勢力との攻防が手に汗握る展開でまったく飽きませんでした。
ただ、あそこまで粘って粘って最後あれで皆さん納得しちゃうの〜?って思っちゃったんだけど、まあ世の中あんなもんだよね。案外リアル。ウチの会社でもよく見る光景ですw
アラジン/サッドヒルを掘り返せ(and 続・夕陽のガンマン)
お仕事で稀にみるF*ckinクレーマーのおかげでここしばらく精神的にだいぶひへー。わざとひらがなでバカみたいに書かないと疲れ取れないほどひへー。
ブログもtwitterもずいぶん触れる時間がへっちゃった。
おまけに風邪で喉までやられて『スパイダーマン ロンドンへ行く』も観れてないし、今週末から公開される『トイ・ストーリー4 feat ジョン・ウィック』も観られるかどうかびみょー。うへー。ひへー。
いつ観たのかすら忘れそうな絞りカスみたいな脳みそをさらにギュッと振り絞って、出てきた数滴の元気エキスで書いてます。
観たのは、でぃずにーの阿羅神、悲しみの丘霊園復活の日、の2本。
アラジン
クラシックなディズニー映画にはもともと興味無いし、青いウィル・スミスにもさほど反応しなかったんだけど、@ikucolinさんのツイートで監督がガイ・リッチーと聞いて、急に興味がムクムクと。ちょうど夫婦(カップル)割引みたいなのやってたので、妻と観てきました(2D・字幕・爆音上映)。
当然のごとく、若いカップルが席を埋めているアウェイ感満載の中、隣のあんちゃん、ねーちゃんがスマホを定期的にチラチラやってるのにもめげず、まあまあ楽しんでまいりました。
これは、あれですね。いちいちガイ・リッチーがどうとか、実写化がどうとか、オッサンがいらんこと考えずに、ディズニーランドのアトラクションに自ら飛び込む感覚でワクワクしながら観るのが良いと思うし、そのほうが絶対に楽しめる。歌って踊ってアドレナリン全開でハッピーな気分でトリップしちゃうぜ!みたいな映画。スカッと楽しめましたよ。
観終わってまず思ったのが、青いウィル・スミス最高でしたw
実写化どーなの?というつい突っ込みたくなる部分も、ウィル・スミスがこんだけ面白いんだから全然アリ、と思いました。インド映画を彷彿させるスペクタクルなミュージカルシーンは理屈抜きで楽しかったし。親子で観る指数200%!
とはいえ、やっぱしガイ・リッチーがディズニー撮るとどうなんの?というのは気になってしまうとこですが、もともとPV出身の監督ということもあり、その腕を存分に発揮して求められているものをプロとしてやってるなあと、なんとなく感心しました(偉そうですねw 最近は『コードネームU.N.C.L.E.』くらいしか観てないけど)。
ストーリーとしてはやっぱし可もなく不可もなくな内容だし、あからさまな3D意識したとびだせ映像だし、主人公のアラジン役の人あんま魅力ないし、ポリコレ的なのもエクスキューズ的に入れてるくらいにしか感じなかったけど、あまり攻めずにこれくらいでちょうど良い塩梅なんじゃないでしょうか。ウィル・スミスで割とお腹いっぱいになれますw
あ、予告編でやってた『ライオン・キング』(8月公開)もこれまた実写というかリアルCG化で、これはさすがにどうなの?やる意味あるの?と思ったけど、監督がジョン・ファヴローとのことで、ディズニーは監督で少し変化球をつける作戦なのかな。ちょっとだけ釣られそう。
※追記 ファヴローは2016年に『ジャングルブック』監督してましたね。そういえばそん時も観ようかなって思ったなw
サッドヒルを掘り返せ
クリント・イーストウッドの新作です。うそです。上のYouTubeリンク動画の再生回数が5,000程度で少しサッドな気持ち。
この映画は、イーストウッドの初期代表作『続・夕陽のガンマン(1966年)』に取り憑かれたファン(マニア)の人たちが、映画のラスト名シーンの舞台である「サッドヒル墓地」を実際にロケとして使った場所を探し当て、埋もれた石畳を考古学者顔負けに掘り返し、当時のような状態にまで復活させるまでのドキュメンタリー映画です。
『続・夕陽のガンマン』覚えてますかね?ていうか観たことありますかね?
私はマカロニ・ウェスタンはタイトルも内容もぐちゃぐちゃで、イーストウッドよりももしかしたらジュリアーノ・ジェンマやフランコ・ネロのほうをよく観てたかもしれません。思い出そうとしてもさっぱり。
もちろん『続・夕陽のガンマン』を観てなくてもこの映画はぜんぜん楽しめます。
この映画に「取り憑かれた」人たち(マニア、おたく)の熱い熱いパッションは、『続・夕陽のガンマン』を観てなくてもすごく伝わるし感動的。なにかに夢中になって、損得抜きに行動できるひとたちは、古今東西、老若男女問わず、すばらしい。羨ましくなりますね。
とはいえ、ドキュメンタリー映画として、そんな人たちだけを淡々と写してもなかなか映画として売り出すのは難しいでしょうから、『続・夕陽のガンマン』に関わったスタッフや、音楽担当したエンニオ・モリコーネ、映画のファンであるメタリカのボーカルやジョー・ダンテなんかのインタビューも随所に挟み込んだり、監督のセルジオ・レオーネ(故人)の当時のインタビュー映像なども入れたり、飽きさせない工夫もされてます(タランティーノには出てもらえなかったのかな)。
『続・夕陽のガンマン』が好きな人なら、まあ間違いなく涙モノでしょうし、観てない人はきょーれつに観たくなることうけあいです。
私も当然、観終わったその日にAmazonで配信版を観ました。うん、かなり覚えてなかったw でもところどころ記憶が蘇ったり。
イーストウッドはもちろん良いけど、イーライ・ウォラックや、何と言っても悪役の代名詞のようなリー・ヴァン・クリーフが最高。ホントいちいちどのシーンもかっこいいし決まってる!
最初の開始十数分は全くセリフが入らないけど(だからこそ?)すごく緊張感のある画で、しびれました。イーライ・ウォラックとどこぞのオッサンがひと言もしゃべらずアイコンタクトだけで食事をするシーンなんて、ラブシーンかよ!wと思うほど濃密!
ただ、2時間58分はさすがに長い。こんな長い映画だったんだ。テレビ放映時はそうとうカットされていたんだろうね。
もし『サッドヒルを掘り返せ』をレンタル等で観る機会があったら、必ず『続・夕陽のガンマン』もセットで借りるようおススメします。
追記
『続・夕陽のガンマン』
読者登録しているピストル五郎さんのブログ記事を紹介(勝手に貼ってすみません)。
おわり。
ーーーーー
あほーにゅーわー♪
歴史的名作。
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そういえばこんな映画もありましたね。
最近観たけどイマイチだった映画3本
最近やばいです。楽しさの感情が機能してないというか、死んでるというか。いや、機能はしてるが動きが超鈍いという感じかも。
私のエモーショナル・エンジンはこのまま壊れてしまうのだろうか…?あ、今適当に書いたけどエモーショナル・エンジンって言葉カッコいいなw
(そういえば昔、PlayStationのCPUに似たようなネーミングあったな)
そんな調子なので映画を観に行っても全然楽しくない。映画自体がつまんないのか、私のエモジン(略した)がイカれてるのか判断つきませんが、世間では案外評判良かったりするので、やっぱり自分の問題なのかもと思ったり。家にいてもDVDすら観ようという気が起きないのはそれなりに重症かもなあ…。
と、こんな事を書くと本当に心配してくれるやさしい人がいたりするので、前もって書いとくけど、日常生活は普通だし、仕事もちゃんとやってるし、妻とも元気に喧嘩してますのでまったく心配は御無用ですw ウツとかではないですよ。
(以下、つまんなかった感想なのでこれから観る予定の人や、好きな人は読まないほうが懸命かもです。ネタバレもあります。)
THE GUILTY ギルティ
音だけでストーリー進行する映画。デンマーク警察の緊急電話窓口を担当するオッサンが、電話の音だけで不穏な事件に対応する様を見せていく(聴かせていく?)サスペンス。
ラジオ番組かなんかで絶賛してたし、『search/サーチ』に続く新感覚サスペンスとか宣伝してたけど、まったくノレなかった…。ま、前半30分くらいまではそこそこワクワクしてたんだけど、途中からもういいやってなり、体調悪いのもあったけどラストのオチを待たずに寝てしまいました…。なんだか自己嫌悪だけが残ってしまったので、ネットでネタバレ解説を探してラストの展開を確認したんだけど、まあ何の驚きも無かったです…。
やっぱり映像のバリエーションが苦しすぎる。視覚的な面白さが無さ過ぎてつらかった。せめて1時間に納めてくれたらまだ良かったのに。
(寝ちゃったので観たことにはなりませんが許して)
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
色んなブログや解説読んだら、ああ、自分がつまんないと感じるのも無理ないなと思いました。ゴジラ愛(特に平成ゴジラ)がほとんど無いからしょうがないんだろうな。
でも『シン・ゴジラ』はとっても好きだし、前作のギャレス・エドワーズ版『ゴジラ』も日本描写とかげんなりすることも多々あったけどそれなりに楽しめたし、『キングコング 髑髏島の巨神』も嫌いじゃなかったのに。
一応、なぜ楽しめなかったのかしばらく考えてみたんだけど、人間目線で描かれてなかったのが一番しっくりこなかった、という結論になりました。だって、あそこは地球じゃないどこかにしか見えない世界だったから。緊張感もワクワクも、何も(自分には)生まれなかったです(人間ドラマパートは苦行でしかなかったです…)。
さらに、宇多丸のラジオで映画評アップされてたので念のため聞いてみたのですが、自分がノレなかった解説がすごく的確に解説されてて、ほぼほぼ納得できました。宇多丸偉い!
ただ、ラドンが最後ゴジラに頭下げるとこと、ゴジラの歩いた跡地が肥沃な大地に変わったという描写でくすっと笑えたのは良かった。ね。
スノー・ロワイヤル
もうこうなったらリーアム・ニーソンに救ってもらうしか無い!
多少の部分には目をつむるからスカッと楽しませてくれ!という願いも虚しいガッカリ映画でした。いや、ガッカリってほどでもないかな。ちょっとはクスっと笑ったりしたけどそれも前半三分の一あたりまで。中盤からどんどんつまらなくなってきて、最後のほうは「いったい何がしたいの?なんか社会風刺とかも入ってるの?入ってないよね?じゃあネイティブアメリカンたちはなんなの?ローラ・ダーンはどこいったの?カフスは何の意味があるの?」…やばいwどんどんダークゾーンに入っちゃうw
という具合にイラッとした感情で溢れかえる映画でした(念の為言っとくとリーアム・ニーソンには文句ないです)。
唯一、人質になるボスの息子がクレバーで可愛かった。かも。いや気のせいかも。やっぱりこの辺で終わりますw
たぶん。遅くやってきた2度めの中年の危機なのではないかと思ってます。
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変化球映画ならこっちが断然おすすめ。
Amazonプライムにゴジラシリーズが大量に来ています。
ひとつだけ映画館で観た記憶のあったこれを再鑑賞してみました。キングシーサー超かわいいです。
鍾乳洞のつららが秘密基地の入り口ボタンだった、ということ意外は何一つ覚えていませんでした。ちなみに同時上映はフィンガー5の映画でした(当時はたぶんこっちを観たかったのだと思う)。