観た映画:マグニフィセント・セブン
今週は仕事が忙しくてブログ書く暇が全然なかった。
先週観た「マグニフィセント・セブン」の感想を思い出そうとしてるんだけど、オッサンなのでなかなか思い出せない…。
「コンサルタント」も観たし、今週は「ナイスガイズ!」と「ラ・ラ・ランド」もあるし、思い出せるうちに無理して書いておかねば。
そして「七人の侍」も「荒野の七人」も実はもうほとんど覚えてないw
何しろ、うん十年前のテレビの洋画劇場かなんかで子供の頃にゴハン食べながら見たっきりだから、かなり断片的にしか覚えてない。覚えてないに等しいかも。
で、予習としてもう一度レンタルしてどちらも再見。
いやー、黒澤明監督の「七人の侍」は、ほんと今更だけど圧倒的におもしろい!
ちょっと前に午前十時の映画祭でやってたのに、なんで行かなかったのか。超悔やまれる。
「荒野の七人」はもちろん七人の侍ベースなので、ユル・ブリンナーが志村喬かとか、菊千代はマックイーンだろうけど比較するとちょっとキャラが弱いなーとか、そういう楽しみかたができるし、これはこれで味わいがあってさすが名作、当然面白い。
まだ無名のマックイーン、コバーン、ブロンソンがほんと初々しくて、子供の頃に感じた映画のワクワク感にあふれている。
ただ、まあしょうがないけどやっぱり七人の侍にはかなわないかな。
で、マグニフィセント・セブンは、結論から言うと、両作品を観てなくても全然楽しめるし、昔のベタな西部劇の楽しさを再現しようとしていていて、オッサン世代にはなかなかグッと来る映画ではないでしょうか。
基本のお話はもちろん両作品と一緒だけど、結構設定を変えてましたね。
両作品に当てはまらないキャラクターも何人かいて、それぞれより特徴的なキャラクターにはっきりわかりやすくしてるなと思った。
一番両作品と違うなーと感じたのは悪役の設定。とにかく極悪非道でムカつくキャラクターっぷりが強調されてて、かつ強大な力を持っている。
最後の最後に明かされる秘密のとこでも「こいつはぜったい許せねえ」って気持ちにさせられる。
今回のマグニフィセント・セブンで良かったところは、昔の西部劇のカッコよさが存分に味わえたこと。
やっぱりアクロバティックで目にも留まらぬ速さのガンさばきとか早撃ち最高!セリフも思いっきりそれっぽくてカッコイイし。
銃声の音もすごく良かった。ライフルではなくリボルバーの銃のほう。
タランティーノの「ヘイトフル・エイト」でも感じたんだけど、銃の音が低音の聞いたズドーンって感じの音ですごく快感。現代のアクション映画の銃の音と違って聞こえる(気がする)のはなんでだろ。
あと、馬具や装備のカチャカチャなる音とかも好きです。
そして、この映画の魅力は当然ながら役者の魅力ですよねー。大スターがこれだけそろっている上に、それぞれみんな超カッコイイ!
イコライザーのデンゼル・ワシントンも良かったけど、このベタベタのヒーローも理屈抜きにカッコイイ。
あとクリス・プラット大好きなので手放しで楽しめた。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあのキャラのイメージが残っているせいか、他の映画でも常に「いい加減だけどいいやつ」なキャラに見えるw
ガタイも良くて男でも惚れちゃいますね。
もちろん他のメンバーもみんな良かったですが、賞金首のバスケスだけはちょっと影が薄かったかなー。
映画『マグニフィセント・セブン』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
ヒロインのヘイリー・ベネットさんがまたエロくていいですねー。
雰囲気がジェニファー・ローレンスやブライス・ダラス・ハワードにも似てて、結構好きなタイプの顔でした。ただ「マーリー」や「イコライザー」にも出てたみたいですが全然覚えてませんw
難を言えば、ちょっとネタバレになるかもだけど、強大な悪に立ち向かう動機がデンゼル・ワシントンには明確にあるのだけど、他の6人はほとんど無いので「なんで〜?」って気になる人はなるかもしれない。荒野の七人でもちょっとそういうのあったしね。
でも、西部劇の楽しさに溢れているとても楽しい映画だったので、ぜひこの路線で続編作って欲しい。もしくは、主人公チザム(デンゼル・ワシントン)の前日譚でも絶対面白くなりそう。
アントワーン・フークア監督の作品はあまりハズレがないですね。
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何はともあれ必見。
最近の西部劇は傑作が多いかも。ちょっと前だけどサム・ライミのこれも往年の西部劇の楽しさがあって大好き。
ちょっとしかないけどサミュエル・L・ジャクソンのガンアクションがカッコイイです。やっぱ早撃ちサイコーです。
アントワーン・フークア監督作。どれも面白かった。
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