観た映画:ローサは密告された
ネットで高橋ヨシキさんが絶賛してる記事をたまたま見て興味が湧いたので、映画の招待券も余ってたし観てきた。
ざっくりと、フィリピンが舞台で麻薬絡みでヤバイ映画、という感じだったので、少し前にNETFLIXかAmazonプライムビデオかなんかで見たメキシコ麻薬戦争モノの「カルテルランド」や「皆殺しのバラッド」のような映画なんだろうなと思ってた。
まあ、さすがにメキシコのように人がバンバン残虐に殺されたりということもなく、方向性はちょっと違っていたけど、それなりにズシンと来る映画だった。
ちょっとネタバレっぽいことも書くので気になる人は以下見ないで下さい。
まあ、そんなに影響はないと思うけど…。
まずびっくりするのが、この映画は上記のメキシコ麻薬戦争ものと違うのは、「ドキュメンタリー映画じゃない」ってところ。
いや、確かにどこにもドキュメンタリー映画だなんて書いてないけど、あまり深く考えずに観ていると、普通にドキュメンタリー映画にようにしか見えない。
それくらいリアル感がすごい。
もちろんマニラの貧困街なんて行ったことも無いのでリアルかどうかわかんないけどw
エキストラは除いたとしても、これ出演者は全員ちゃんとした役者なんだよね?って疑うレベル。ホントに溶け込み方がすごい。作りもの、セット感も一切無し。
映画っぽい演出(何かを暗示させるような見せ方とか、ちょっと感動的な見せ方とか)はほとんどない。いや、あったかもしれないけど、わざとらしさとか全然ない。
でも最後の最後、ラストシーンあたりでちょっと感情に訴えかけるような見せ方してたかも。なんとなくだけど監督の意図とかを伝えようとしているなと感じた。
とにかく、映画的な説明が一切無い感じ。
主人公のローサというおばちゃんをカメラがドキュメンタリーのようにずっと追いかけ回すだけで、すべてが理解できるような作りになっている。
家族構成から、夫婦や子供との力関係、ご近所さんとの関係、何を商売にしているかとか、セリフでの説明が無くてもちゃんと伝わる。
フィリピンの警察もまたスゴイ…。さすがドゥテルテ大統領の国、と思わざるをえないというリアル。こんな映画が作られても地元警察から抗議とかこないのかなw
あの警察署のウラの部屋でたむろしている少年たちは一体どういう人たちなんだろうか?そういう説明も一切ないけど、なぜかそれがフィリピンのヤバイ状況を現していることなんだというのは伝わる。
また、この映画はただの刺激的な犯罪映画というだけではなく、貧しいながらも助け合う家族や周囲の人たちも映し出しているところがスゴイ。
果たしてマニラの貧困街に住んでいる人より豊かな我々が、自分を顧みず困っている人を助けようという気持ちがどれくらいあるのか。
映画の中ではそういうのを強調して語っているわけではないけど、じんわりそういうことを気づかせてくれる。
これはなかなかハリウッドや日本では真似出来ない映画なんだろうなと思った。
ところでフィリピンの人って沖縄の人にどことなく似てる。
主役のローサなんて沖縄の市場とか行けば似てる人いるし、親戚とかにも似た感じの人はいるw
南国の暑いとこだからTシャツ短パンにビーチサンダルなとこも似てて、なんだか数十年前の沖縄もこんな感じだったんだろうな。貧しいながらも助け合うってとこも同じだろうし。
でも今はもうだいぶ沖縄も豊かになって変わっちゃったかもね。
ワンダーウーマン
不覚にも途中何度か寝てしまいところどころ記憶が無かったりするので、観た映画とはカウントせずに記録だけ…。
ちょっと風邪気味で体調悪いなぁと思いつつ無理して遅い回の上映にしたのが失敗だった。途中までは順調だったのに睡魔が襲ってきて、後半はもうろうとした意識の中で見てたw
体調悪い時は映画見ちゃダメですね。
映画『ワンダーウーマン』本予告【HD】2017年8月25日(金)公開
マーベル映画はそれなりに観てるけど、DCコミック映画はバットマン以外、ほとんど観てない(クリストファー・リーブのスーパーマンは大好きなんだけどね)。
バットマンやスーパーマンについての基本知識はあるけど、ワンダーウーマンについてはまったく無知な状態。
ワンダーウーマンといえば、昔テレビでやってたリンダ・カーター版くらいしか思いつかず。しかも見てないので内容も当然知らない。
なので、今回の映画の世界観には正直びっくりした。まさか孤島でアマゾネス軍団に育てられた神の子だったなんて。
評判の悪いスーパーマンVSバットマン(これだけは見た)にもチラッと出てたけど、人間という設定だと思ってたので、なんであんなに無敵なのか正直よくわからなかったけど、映画を観てなるほど納得。
もっと悲壮感のある映画だと思ってたけど、意外にも画面が明るくてw、ユーモア混じりの楽しいワクワクする映画だった(と思うw)。
下々の世界を知らないワンダーウーマンのカルチャーギャップなエピソードも面白かったし、ヒーロー感たっぷりだった。
初の女性監督で、女性解放の象徴?とかそういうイメージで紹介されているような気がしたけど、映画自体はそんな女性がどうこういう説教臭さもなく(たぶん)、素直にヒーロー映画として楽しめた(と思うw)
あ、そうそう。ロビン・ライトが軍隊のトップ役で出ててカッコよかった!
このひとスタイル含めあんなに綺麗なのに、顔が四角くてごついのでショートカットだと男の人にも見えるなあと、ハウス・オブ・カードを見てていつも思ってたんだけど、今回の役は男っぽさが活きててバッチリだったかも(ちょっとお年を召されすぎかもですがw)。
わざわざもう一回観に行くかというほどでも無かった(気がする)ので、とりあえずビデオがリリースされたら真っ先に見ることにします。
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最近のフィギュアはほんとよく出来ていますよね。
ムービー・マスターピース バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 ワンダーウーマン 1/6スケール プラスチック製 塗装済み可動フィギュア
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おっさんにはこっちのほうが馴染みが深いです。
クルマを廃車にしてGN125というレトロなバイクを買った!
奥さんが新しいクルマを買ってから、お下がりで乗ってたクルマ。
さすがに10万キロ以上走ってるし年式も古いので、もうあちこちガタがきてて、ちょうど車検の時期で見積もり取ったら修理代に結構お金がかかりそうだったので、サヨナラすることにした。
お金も無いし、そもそも通勤がメインの用途なのにまたクルマを買い換えるなんて贅沢極まりない。
というわけで、久々にバイクを買うことにした。
ちなみにこれまでの(自分で買った)バイク歴は、こんな感じ。
1台目 ヤマハ XV400ビラーゴ(中古)
色が違うけど同型。
仕事を始めてから25歳で中免取って、自分で買った初めてのバイク。
Vツインでスラッシュマフラーにバーハンドルという変わったスタイルに惚れて見た目で選んだ。このあとホンダのスティードがバカ売れで、こっちはあまり人気でなかったなあ。途中でなんか飽きたというかもっと速いのに乗りたくなった。
2台目 スズキ GSX400Sカタナ(新車)
色は違うけど同型。
カタナと言えば1100だろって周りにはバカにされたけどw 、中免の自分にはこれでも最高に嬉しかった憧れのカタナ。
第三京浜とか横羽線とか(自分なりに)ぶっ飛ばしたりして、今思えば楽しいバイクだった。
3台目 ヤマハ SR400(新車)
ミーハーで飽きっぽい性格がまた出てしまい、昔からの憧れもあったSRに買い替えたけどカスタムなんて全然しなかったなw
悪くなかったけどあまり相性良くなかったかも。
4台目 ヤマハ ブロンコ(中古)
もっと軽くて気軽なバイクにしようと思ってたら、もう生産中止になってたブロンコが目に止まり、またもやミーハー心で買い替えw
400は車検もあるし、気軽な250(実際は225)くらいがちょうど良いかもと思ったんだけど、乗っててそんな楽しいバイクではなかったかな…。
で、このあと子供もどんどん大きくなってクルマ移動がメインになってしまい、自転車通勤を始めたり、貰いもんの原付スクーター(ヤマハDuo)で通勤とかしてたけど、どっちも数年で壊れたりしてやめた。
そこから数年はクルマオンリーで、ほんとバイクは久々な感じだったので、今のバイク事情にすっかり疎くなってた。
さて、何を買おうか。
・大きめなバイクは疲れるしもういい
・通勤路はバイパスとかあるので50ccじゃ流れに乗れず怖い
・スクーターはつまらん。せめてカブのようなセミオートマでもいいのでギア付きがいい
となると、90cc〜125ccくらいがちょうど良さそう。
何より体が小さく短足なので身の丈にもあっているw
すぐに候補になったのが、スーパーカブ 110とクロスカブ 110。
でもスーパーカブはスタイルがイマイチ。クロスカブは良さ気だけど、ちょっと狙いすぎな感じだし値段もちょっと高い。
ホンダのGROMやエイプ100も楽しそうだけど、なんかしっくりこない。
それより何より自分の知ってるバイクがもう軒並み生産終了で、世の中大型スクーターか、もしくは趣味性の高い高額なバイクか、の二択しか無いような状況になってて、なんだか選択の余地があまり無い感じ。
新車も高いけど中古もあんまり安くは無い、と悩んでいたところ中古バイク情報誌でちらほら目につくのが海外から逆輸入された見慣れないバイクたち。
そこで発見したのがスズキのGN125というバイク!
株式会社アトラス 輸入バイク・輸入バイク用品・バイクパーツ・福祉用具
あれ?これまだ売ってたの?ずいぶん昔からあるバイクだよね?と思って調べてみたら、日本ではとっくに生産中止になってるが、なんと中国のバイクメーカーがライセンス契約で今でも現役で生産しているらしい。知らなかった。
しかも新車なのに20万切っている!圧倒的に安い!!
よく見たら昔ながらのレトロな感じが今の時代には逆にいい感じ。
これだ!ってことでネットで調べて見ると、ブログとか動画とかで結構紹介されてて好き者がたくさんいるw
結構カスタムしてる人も多く、ユーザークラブまである。
よし、情報はたくさんあるので安心。あとは買うだけ。
と、早速地元のバイク屋を検索したら取り扱っているところが近くにあったので現物を見に行ったら、すっかり気に入っていまいその場で注文(もちろんローンでw)。
無事に数週間後納車となり、今やっと200kmくらい走ったけど、なんかもういちいちニヤけるほど乗ってて楽しい。
排気音がまたなんかいい音で、ギヤもスコンスコン気持ちよく入る。適度な直進安定性でゆったり乗れるし、でも軽いのでひらひらとコーナリングも楽しい。
ああ、自分には125ccくらいがちょうどよいバイクだったんだ、とやっとこの年齢で気づけた感じw
暑すぎる夏も終わり、これからバイクがちょうど楽しくなる時期だし、慣らしが終わったらちょっとだけ遠出したい。
今までミーハーな性格もあって頻繁に乗り換えてたけど、今度こそ大切にメンテや手入れも怠らず、長い付き合いにしようと思ってるけど…さてw
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さっそくメットも注文。安いこれで十分。
バイザーも注文した。
ダムトラックス(DAMMTRAX) ヘルメットシールド FLIP UP SHIELD 2 SMOKE
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ほんとはこっちが欲しかったけど高いので我慢。