観た映画:新感染 ファイナル・エクスプレス
もうずっと前から期待してた全速力で走るゾンビものの新作。しかも韓国でも超大ヒットした映画とあれば観に行くしか無いでしょう。
期待通り・・・いや期待のはるか上を行く面白さだった!
全速力で走るゾンビものは色々あるけど、噛まれたあとに転化する時の感じとか『アイアムアヒーロー』にかなり近い感じ。
まあ、大筋としては予告編の内容通りに話である。あれよあれよという間に感染が爆発的に広がり、列車という密室の中でどう逃げ切るかって話。
ほんとこれだけシンプルな設定なのに、どうやって2時間も話を盛り上げるんだろう?って観る前も、見てる途中でも思ってた。
でも、列車から離れてクルマで逃げたり、ビルの中に立て籠もったり、船やヘリで間一髪逃げ切ったりそんなことは一切なし。列車の中と線路と駅の中だけで物語は完結する。
この映画がすごいのは、この限られた空間の中で、あの手この手のアイディアてんこ盛りで、しかも次から次へと圧倒的な迫力と緊張感で一瞬たりとも飽きることは無いところ。もうそろそろ終わりだろう、と思わせといて終わらない。
細かい伏線もちゃんと最後までしっかり活かされている。人間ドラマもユーモアも感動も全部入ってる。やっぱり韓国映画はスゴイわ。
きっとほとんどの人は最後は感動すると思う。周りで見てた女の子なんて号泣してたし。
でも、自分はちょっとどこかの回路が壊れてるのか、琴線に触れるまではいかなかったな。心が汚れちまっているのかなw
それよりも「あのクソ野郎!ただじゃすまさねえぞ!」って怒りのほうがずっとずっと勝っていたなwww
観てない人にはなんのことだかって感じなのでしょうが、まあ観て下さい。ボクの気持ちは絶対わかりますからw
主人公も確かに良かったんだけど、自分的にはあの気は優しくて力持ちのオッサンが最高でした。この映画の中でナンバーワンキャラです。
これはもう絶対映画館で観たほうがいいですよ。
まだの人は早く観に行きましょう!
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走るゾンビは緊張感が半端ないよね。どれも面白いのでオススメ。
観た映画:ベイビー・ドライバー
超楽しみにしていたエドガー・ライト監督の新作!
しかも今度はカーチェイスもの!面白くないわけがない!
感想はもう「最高!」のひと言。
スパイダーマン:ホームカミングも新鮮な映画だったけど、こっちもかなり新しい感覚を味わえる映画だった。
予告編やいろんなとこで紹介されているように、カーチェイス(アクション)と音楽の融合というかシンクロというか、まあとにかく見てて気持ちがいい。
冒頭のカーチェイスシーンは、ほんともう最高。
まあ、真っ赤なスバルを銀行強盗の逃走用に使うなんてありえないけどw、そういうリアルは求めてなくて、カッコ良さやノリの良さ優先な感じ!
恐ろしいことにソニー・ピクチャーズはその冒頭のカーチェイスシーンをノーカットでそのまんまYouTubeにアップしている…。いやいや、この映画の目玉シーンのひとつじゃないの?映画館で観に行くつもりの人は絶対パソコンのモニタなんかで見ちゃダメでしょう。
そうそう。こんな面白い映画なのに地元ではただの1館1スクリーンしか上映していないというひどい扱い。日曜の夕方の回で1割くらいしかお客さん入ってないし。
主人公のアンセル・エルゴートはイケメンだし、ヒロインのリリー・ジェイムズは綺麗でカワイイし、ピュアなラブストーリーでもあるのでデートムービーとしてもオススメだと思うんだけど、何でこんなひっそり上映なんだろう…。
そもそもエドガー・ライトの映画ってどれも全部面白いのに、これまでも日本での公開は不遇な扱いだったし、そこが一番の不満かも。
自分の周りでは絶賛の声多し。特に女性に絶賛されている気がする。
やっぱり主人公のベイビーがキュートでカッコイイんだろうなあ…w
どっかの記事で読んだんだけど、以前エドガー・ライトがバンドのPVとして作った映像が今回の元ネタらしい。↓これ。まんまベイビー・ドライバーですw
個人的にはケヴィン・スペイシーがあんまり活きてなかった気もしないではないが、ジェイミー・フォックスは凶暴さが出てて良かったカモ。
あとウォーキング・デッドのジョン・バーンサルもチョイ役で出てた。
ちょっと失敗したなと思ったのは、映画を観る前にSpotifyでサントラを結構聴き込んでしまったので、ちょっと新鮮さが失われてしまったことかな。やっぱり音楽も含めて情報は最小限で映画は観るべき、とあらためて思いました。
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エドガー・ライトの作品まだの人はぜひ!
観た映画:スパイダーマン:ホームカミング
映画『スパイダーマン:ホームカミング』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
また新しくなったスパイダーマン。
今回はアベンジャーズ(ってもほぼアイアンマンのみだけど)と合流。
スパイダーマンってアメコミもアニメも、もちろん池上遼一版も見たことなかったし、特に興味もなかったんだけど、大好きなサム・ライミが映画化した時に初めてちゃんと接したという感じ。
サム・ライミ版のスパイダーマンは3部作すべて大好きで感動すらした記憶があるし、今でもたまに見たりする。
次の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズもそんなに嫌いじゃなかったけど、あまり印象には残ってないかなあ…。やっぱりただの焼き直しにしか見えなかったし。
ただ、ヒロインがキルスティン・ダンストから、エマ・ストーン(好み)に変わった点だけは高評価だったw
そんで、今回の再リブート版だけど、方向性は全然違うけどサム・ライミ版に負けず劣らず面白かったかも。
以下、微妙にネタバレあります。
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